デヴィッド・クロスビー、カニエ・ウェストについて一言「才能なんてまるでなし」

デヴィッド・クロスビー、カニエ・ウェストについて一言「才能なんてまるでなし」 - 2014年作『Croz』2014年作『Croz』

グラミー賞授賞式で最優秀アルバム賞を受賞したベックに対し、受賞にはビヨンセの方がふさわしかったと発言して話題を呼んだカニエ・ウェストだが、クロスビー・スティルス・ナッシュ・アンド・ヤングのデヴィッド・クロスビーがカニエをこきおろしている。

事件後、ドゥービー・ブラザーズのマイケル・マクドナルド、キッスのポール・スタンレー、スティール・パンサーのマイケル・スターなどヴェテラン白人アーティストがこぞってカニエを口撃していて、音楽サイトのステレオガムではさすがにもう食傷気味だとデヴィッドのツイートについてコメントしている。

デヴィッドは自身のツイッターでカニエの音楽について意見を訊かれ「音楽? あれはただのクソバカで見せかけだけだ。才能なんてまるでなし」とツイートしている。

しかし、デヴィッドはそもそも他人に対してほめてばかりいることで知られていて、ステレオガムが紹介しただけでも、ツイッターでビリー・ジョエル、ビートルズ、ウィルコ、エリック・クラプトン、ジミー・ペイジ、スティーリー・ダン、ニック・ドレイク、ブライアン・ウィルソンなど14アーティストを絶賛している。それに対して好きではないと明らかにしたのはマイク・ラヴ、ジム・モリソン、フィッシュくらいで、これらへの批判もカニエへのツイートほどの強烈な人格攻撃にはなっていない。こうした一方的なカニエ嫌いに対してステレオガムでは「もう飽き飽きしてきた」とコメントしている。

カニエについてのツイートはこちらから。

ビリー・ジョエル、ビートルズらについてのファンとのやりとりはこちらから。






なお現在、クロスビー、スティルス&ナッシュは20年ぶりの来日ツアーを敢行中。3月5日(木)、6日(金)の東京公演を経て、9日(月)に大阪・フェスティバルホール、10日(火)に福岡サンパレス、12日(木)に名古屋市公会堂での公演を予定している。

詳細は以下のサイトで御確認ください。
http://www.udo.jp/Artists/CSN/index.html
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