コートニー・ラヴは偽のニルヴァーナの楽曲をユーチューブに投稿したユーザーを起訴すべく動いているという。
問題の曲は"Flaccid Bone"といって、コートニー・ラヴのコンピューターから盗み出されたということになっていて、楽曲には次のような但し書きがついている。
「コートニーによればこれは90年代初頭のセッションからの楽曲だとか。カートが気に入らなくてお蔵入りにしたということなのかも。カートの意思を尊重したくないわけじゃないけど、そのうちリリースされます。どっちみち持ち歌のいくつかを嫌ってたわけだし!」
これに対してコートニーは「実際のニルヴァーナのメンバー」の協力を得て、この楽曲が偽物だと突き止めたことを明らかにしていて、このユーザーを告訴する方向で動いていると音楽サイトのコンシクエンス・オブ・サウンドが伝えている。なお、この「ニルヴァーナのメンバー」と思しきデイヴ・グロールとの邂逅についてコートニーは先頃出演したトーク番組『ザ・レイト・ショー』で次のように語っている。
「また友達になったの。携帯メールもするし、仲いいのよ。まあ、だからある年齢に達すると『なんでこの人と訴訟なんかし合ってるのかしら? 本気で訴えたいの?』って思い始めちゃうのよね。もうばかばかしくなっちゃって。ぶっちゃけ、デイヴ・グロールとわたしは過去20年間、どろどろの泥仕合をやり合ってきたから。そんなわたしたちが仲直りできるんだから、誰だって仲直りできるわよ。すごく仲がいいんだから」
なお、今年の春に公開されるカートのドキュメンタリー映画『Montage of Heck』については次のように語っている。
「すごい苦悩に満ちているの。心を揺さぶられるわ。もう3度観たけど、わたしはもう二度と観られないから。もうみんな涙を抑えられなくて……(監督の)ブレット・モーゲンは本当にいい仕事をしてくれたと思う。全幅の信頼を置いていたし、だから、倉庫の鍵を渡して、『真実を伝えてね』ってお願いしたのよ」
『Montage of Heck』はザ・ローリング・ストーンズのドキュメンタリー作品『クロスファイアー・ハリケーン』のブレット・モーゲンが監督を務めていて、カートの娘のフランシス・ビーン・コバーンもエグゼキュティヴ・プロデューサーとして参加している。もともとはコートニー・ラヴからモーゲンに持ちかけた企画で、今年の1月にサンダンス映画祭でプレミアが行われたが、人間としてのカートをよく伝えているとして高い評価を獲得している。
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