ザ・クリブス、ワン・ダイレクションとのコラボレーションの可能性があったことを明かす

ザ・クリブス、ワン・ダイレクションとのコラボレーションの可能性があったことを明かす

4月1日(水)に新作『フォー・オール・マイ・シスターズ』をリリースするザ・クリブスだが、ワン・ダイレクションとの楽曲コラボレーションの依頼を受けていたことを明らかにしている。

マンチェスター大学の学生組合機関誌ザ・マンキュニオンの取材に応えたライアン・ジャーマンは次のようにその経緯を語っている。

「うん、ワン・ダイレクションと曲を書いてくれないかと依頼されたこともあったんだよ。こういうことが浸透してくる形としては妙なものだったけどね。話だってレーベルのソニーを通してのものじゃなかったんだよ。実は1Dってぼくたちのファンらしいんだけどね。やってみたら面白かっただろうなと思うんだけど」

なお、新作の内容についてライアンは80年代のポップ・ミュージックを今回はよく聴いていたと語っていて、先頃NMEに次のようにその方向性を説明している。

「今度の新作はすごくポップっぽいアルバムだといってもいいし、そういう形容詞を使われてもぼくたちとしては全然気にならないよ。前作からは3年経ってるし、前作の内容もかなり神経を逆なでするようなものになってたからね。どんな作品にしたいかと話し合う時間も充分にあったし。それでとりあえず曲をたくさん書いてみて、18曲くらい書いてから、今回はバンドのよりポップな側面に光を当てたいと思って、それで曲をできるだけフックの強いものにしていったんだ」

さらにこの方向性についてライアンは次のように主張している。

「パンク・ロックもインディーも死んでしまった今、ほかにお金の稼ぎようなんてないじゃん? ぼくたちだって生活していかなきゃならないし、自家用ジェット機もただじゃないんだからね。しかも、ぼくたちはメジャー・レーベルで活動してるわけで、『パンク・ロック的なわけのわからない真似はもうやめとけよ』と釘を差されてるんだよ。もう今はね、結果がすべての時代なんだ。どれだけ売れたかがすべてなんだよ」

(c) NME.COM / IPC Media 2015
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