ワン・ダイレクション、ゼイン・マリクの脱退を発表
2015.03.26 11:13
現在ワールド・ツアー「On The Road Again Tour 2015」を敢行中のワン・ダイレクションが、ゼイン・マリクの脱退を発表した。
グループのオフィシャル・フェイスブックに掲載された声明でゼインは「プライベートな時間を過ごせる普通の22歳になりたい」とコメントしている。ワン・ダイレクションは今後、ナイル・ホーラン、ハリー・スタイルズ、リアム・ペイン、ルイ・トムリンソンの4名で活動を続けていくという。
声明の全文は以下の通り。
「5年の素晴らしい年月を経て、ゼイン・マリクはワン・ダイレクションを脱退することになりました。
ナイル、ハリー、リアムとルイは、今後も4人のメンバーで活動を続け、この後の世界ツアーと、今年後半にリリース予定の5枚目のアルバムを心待ちにしています。
ゼインからのコメントは次のとおりです:
『ワン・ダイレクションでの僕の人生は、僕の想像をはるかに超えたものでした。しかし、5年が経って、今がバンドを去る時だと感じているんです。がっかりしているファンの皆には謝りたい。でも、自分が正しいと思っていることをしなければなりません。僕が脱退するのは、リラックスができて、スポットライトから離れてプライベートな時間を過ごせる普通の22歳になりたいからです。生涯の4人の友人、ルイ、リアム、ハリー、ナイルがいることは分かっています。そして、これからも、彼らは世界で最高のバンドであり続けると分かっています』
ワン・ダイレクションからのコメントは下記のとおり:
『ゼインの脱退はとても悲しいですが、彼の決断を心から尊重し、彼のこれからに愛を届けたいと思います。この5年間は素晴らしすぎるものだったし、多くのことを一緒に経験してきたので、今後も友人であることは変わりません。僕たち4人は活動を続けます。ニューアルバムのレコーディング、そして、これからの世界ツアーでファンの皆さんに会えることを楽しみにしています』
サイモン・コーウェルのコメントは下記のとおり:
『ゼインがワン・ダイレクションで成し遂げた全てのことにお礼を言いたいです。2010年に初めてゼインに出会ってから、僕は彼に対してとてつもない愛情と誇りを抱いてきました。自信が漲り始めていたのも見てきたし、そんな彼が去るのを見るのが残念です。ワン・ダイレクションに関しては、ナイル、リアム、ハリー、ルイは今後のバンドとしての未来にとても期待していますので、ファンの皆さんはご安心ください』」
ゼインは先頃ストレス症状のためアジア・ツアーを離脱し、イギリスに帰国したことが明らかになっていた。
なお、RO69では今年2月に行われた来日ツアーのさいたま公演初日を振り返った特集記事を公開中。
特集記事はこちらから。
http://ro69.jp/feat/onedirection_201503