ビヨンセ、フェラ・クティ的なアフロビート作まるまる1枚分を封印

ビヨンセ、フェラ・クティ的なアフロビート作まるまる1枚分を封印

ビヨンセはフェラ・クティからインスピレーションを受けたアフロビート的なアルバムを制作していたが、結局見送られることになったことが明らかになっている。

事実を明かしたのはビヨンセとのコラボレーションを経験しているプロデューサーのザ・ドリームで、2011年の『4』収録の"エンド・オブ・タイム"についての解説を歌詞サイトのジニアスに寄稿していて、そこで次のように説明している。

「実は結局形にならなかったフェラ・クティ的アルバムをまるまる一枚やったんだよね。『4』に着手する直前にやったんだよ。それまでとはまったく違うサウンドのアルバムを作ることになって、20曲くらい用意したんだ。なんかフェラのような音の作品を作りたいとビヨンセは言ってたんだよ」

その流れで"エンド・オブ・タイム"はアフロビートを反映している作りになったとザ・ドリームは説明しているが、さらにビヨンセは実際のリリースを遥かに越える音源を常に制作していると次のようにも説明している。

「常に複数のアルバムの制作が現在進行形で進んでるんだよ。だから、ほとんどの間、ぼくたちみたいに関わってる人間はひたすら創作に励んでるんだよ。なんといってもあのBだからね、1日中ずっとなんか歌ってるし、1日中ずっとなんか書いてるんだよ。形になって出てないアルバムが百枚単位であるんじゃないのかな」
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