ニール・ヤング、ウィリー・ネルソンの息子らとの新作を6月にリリース。ツアーも決定

ニール・ヤング、ウィリー・ネルソンの息子らとの新作を6月にリリース。ツアーも決定

ニール・ヤングは7月からウィリー・ネルソンの息子ルーカスとミカが在籍するユニット、プロミス・オブ・ザ・リアルとともにツアーに出ることを明らかにしている。

レベル・コンテント(反逆的内容)・ツアーと命名された今回のツアーはニールとプロミス・オブ・ザ・リアルのコラボレーション・アルバムとなる新作『The Monsanto Years』を引っ提げたものになるが、アルバムとツアーの趣旨そのものがこれまでニールが主張してきているモンサント社への抗議行動の一環となる。なお、アルバムは6月16日にリリースを予定している。

昨年ヴァーモント州が遺伝子組み換え食材を規制する法案を通過させたところ、遺伝子組み換え作物の種子や農薬の販売大手として知られているモンサント社がこれを法廷に訴えて覆そうとしていることが報じられ、ニールは抗議を表明。昨年末にはモンサント社の方針にスターバックス・コーヒーが追随したとの報道を受けて、スターバックス商品のボイコットを呼びかけて話題を呼んでいた。その後、スターバックスはこのモンサント社の訴訟には一切関わっていないことを表明している。

なお、この直後にニールは『The Monsanto Years』という新作に取りかかっていると明らかにしていたが、当初はひとつの洒落としての発言かと思われていた。ただ、ニールは「今は新しいアルバムに取り組んでてこれはウィリー・ネルソンの息子たちと作ることになるんだよ。まあ、最近の状況を手早く見直すような内容なんだ」とも語っていて、反モンサント社キャンペーンに関わるものであることをほのめかしてもいた。

また、ニールとプロミス・オブ・ザ・リアリティは4月16日にカリフォルニア州にあるビール醸造所のSLO醸造所でサプライズ・ライヴを敢行し、"The Monsanto Years"、"Rock Starbucks"、"Seeds"、"Too Big to Fail"など、新作に収録されると思われる新曲11曲を披露したという。
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