ジョニ・ミッチェルの事務所、ジョニが病院で昏睡状態にあるという報道を否定
2015.05.01 11:35
3月にロサンゼルスの自宅で意識を失っていたところを病院へ担ぎ込まれたジョニ・ミッチェルだが、彼女がその後昏睡状態に陥っているという一部報道についてジョニ側の代理人が否定している。
ジョニの容体については4月28日にゴシップ・サイトのTMZが「病院で意識のない状態で、誰の呼びかけにも応じられず、病状がよくなる兆しもない」と伝えるとともに、裁判所に提出されている法的書類のデータも紹介していて、それを今回の報道を裏付けるものだとしている。
これに対してジョニ側はオフィシャル・サイトで報道が間違っていることを明らかにしていて、また報道で引き合いに出されたジョニの友人のレスリー・モリスからも裏付けを取っていると次のように発表している。
「インターネットで出回り始めた噂とは違って、実際にはジョニは昏睡状態に陥っていません。ジョニは確かにまだ入院中ですが、話も理解できますし、注意力もありますし、しっかりしています。いずれ完治することと思われます」
「某メディアで紹介されていた文書はジョニの長年の友人であるレスリー・モリスへの委任状ですが、ジョニが退院した際には24時間の看護体制がなくなるので、ジョニの看護の判断をレスリーに託すためのものです。みなさんご存知のようにジョニはとても意志の強い女性で、闘病を諦めることなどありえません。みなさんもジョニのことを思い出してはそれをジョニへの励ましとしてください」
ただ、ビルボード誌では複数の情報筋がジョニの健康が「みんなが知らされているより相当にひどい状態にある」と語っているとも伝えていて、ある人物はジョニの症状は「かなり深刻だ」とさえ語っているという。
ジョニは3月31日に自宅で意識を失っていたところを発見され、病院に搬送されたが、その途上の救急車の中では「意識を回復した」ことが明らかにされていて、その後は「手厚い治療を受けながら、検査を受けていて、意識もあるし、元気です」とオフィシャル・サイトでは伝えられていた。
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