新作の制作作業についてはほぼ終わっていて今年中にリリースされると明らかにしているディスクロージャーだが、昨年マドンナとのコラボレーションが噂されたものの、結局、具体的な実は結ばなかった経緯を明らかにしている。
ディスクロージャーは昨年の6月にガヴァナーズ・ボール・フェスティヴァルに出演した際、マドンナとバックステージでつるんでいる姿がマドンナ自身によってインスタグラムで上げられていて、その後、ディスクロージャーがマドンナの新作『レベル・ハート』に参加しているのではないかと噂されることになった。
その後、二人はマドンナの新作には関わっていないと噂を否定したが、ガヴァナーズ・ボール・フェスでつるんだ際「いつかなんか一緒にやるのもいいねという話はしたんだけど、特にそれでぬか喜びすることもなかった」とハワード・ローレンスはNMEに振り返っている。
「別に具体的になにかをやることになるとほのめかされたわけでもなかったし。会って、しばらく一緒につるんで、すごくいい人だし、しかも、ぼくたちのファンだとも教えてくれたくらいでね。っていうか、逆にマドンナのファンじゃない人なんていないわけだからね。それでいつかなにか一緒にやってみるのもいいねという話はしたんだけど、別に日取りとかはどうするとか、そういう話にはならなかったんだ。でも、別にがっかりすることもなかったよ、こっちもぬか喜びはしないようにしてたから」
なお、2013年の『セトル』以来となる新作のコラボレーターについてハワードは「大物も何人かいるし、誰も名前を聞いたことのないような歌い手もいるよ」と明らかにしていて、さらにコラボレーションの相手を選ぶ場合、新人でなければ「自分たちがそもそもファンだという人じゃないと考えられない」とも語っている。
「今じゃ本当にビッグネームな人たちと一緒に仕事をする機会にも恵まれてきてるけど、でもね、ぼくたちのやってることと必ずしも繋がってこないからという理由でお断りさせてもらった人たちもたくさんいるんだよ。相手が有名かどうかなんてことはどうでもいいことで、ぼくたちがその人が大好きか、それほどでもないかの違いなんだよ」
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