エディ・ヴァン・ヘイレン、金属製ピックを口に入れているうちに舌がんになったと語る

エディ・ヴァン・ヘイレン、金属製ピックを口に入れているうちに舌がんになったと語る

7月から北アメリカ・ツアーに乗り出すヴァン・ヘイレンだが、エディ・ヴァン・ヘイレンはギターのピックのせいでがんにかかったと語っている。

エディは2000年に舌がんにかかっていると診断され、舌の3分の1を切除し、02年にほかに転移することもなく全治したことを明らかにしているが、おそらくピックが原因でがんになったのではないかとビルボード誌に次のように語っている。

「昔は金属製のピックを使ってて、銅と真鍮で出来てるものだったんだけど、予備の分をいつも口の中に入れてたんだよね。で、まさにその箇所が舌がんになったんだよ」

「それと基本的に俺はスタジオで生活してるから、電磁波が渦巻いているところにいつもいるわけだよね。だから、そういう可能性もあるかなと。もちろんね、煙草も吸ってたし、薬も山ほどやってたし、いろんなことやってたよ。だけど、俺の肺とかはすごくきれいだし、なんの影もないんだよ。だから、俺はそうなんじゃないかと思ってて、医者もそういうことも考えられるって言ってるんだよね」

なお、エディは2012年には大腸憩室炎のため緊急手術を受けることになり、日本公演も含めたツアーが中止に追い込まれることになった。しかし、来日公演は翌年には実現し、その模様は4月にリリースされたライヴ盤『ライヴ・イン・ジャパン』に収録されている。

また、かねてから伝えられていたアレックス・ヴァン・ヘイレンの元妻ケリーとバンドとの間で戦われていたバンド名の使用権についての係争は示談で落ち着いて和解したことが明らかになっている。

インテリア・デザイン会社を経営しているケリーはインテリア・デザインのほか毛布や枕、ポンチョや衣類の販売のほか、住宅用太陽電池設置工事請負などさまざまな事業展開をしているが、自社製品はすべて「ケリー・ヴァン・ヘイレン」とブランド化しているため、バンド側はこれを不当にバンド名を流用していると訴えていた。しかし、ここにきてバンド側とケリーは音楽に関連する製品については一切ケリーの商標を入れないことで和解したとハリウッド・リポーター誌が伝えている。

(c) NME.COM / IPC Media 2015
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