降谷建志、ソロとして初のステージに立つ! 熱き生き様に”音”を通して触れた一夜!

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  • 降谷建志、ソロとして初のステージに立つ! 熱き生き様に”音”を通して触れた一夜! - Schroeder-Headz

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  • 降谷建志、ソロとして初のステージに立つ! 熱き生き様に”音”を通して触れた一夜! - 金子ノブアキ

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  • 降谷建志、ソロとして初のステージに立つ! 熱き生き様に”音”を通して触れた一夜! - WHITE ASH

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2015年7月20日、降谷建志によるイベント、ツタロック×Kenji Furuya Presents「Dances With Wolves」がZepp Tokyoにて行われた。RO69では、この模様をライヴ写真とレポートでお届けする。

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世間的には、3連休の最終日。「ツタロックフェス」でも知られるTSUTAYAのロックンロールキャンペーン=ツタロックと、今年ソロデビューを果たした降谷建志による合同ライヴ企画が、Zepp Tokyoで開催された。もう、丸裸の人間性を乗せた演奏が全力で飛び交う、圧倒的な音楽の狂宴であった。出演アクトは、登場順にSchroeder-Headz、金子ノブアキ、WHITE ASH、そして降谷建志の計4組。それぞれのパフォーマンスを振り返ってみたい。

●Schroeder-Headz
シーンの最前線で幾多のアクトをサポートする鍵盤奏者=渡辺シュンスケによるソロプロジェクトで、ジャズトリオ編成のSchroeder-Headz。昨年にはメジャーからのフルアルバム『Synesthesia』と、そのツアーの模様を収めたライヴ作品を発表している。ベース、ドラムスによる力強いボトムに、渡辺シュンスケの瑞々しく自由闊達なジャズピアノが走り、その旋律はときにクラシックのように雄弁な表情も覗かせる。立ち上がったり、足を踏み鳴らしたりしながらの激しいプレイが、トリオによる猛スピードの対話を導き出していった。ボウイング奏法のベースが持ち込まれる“Sleepin’ Bird”では、完全なインスト曲なのに恐ろしく歌心に満ちたピアノも繰り出されていた。「建志くんに誘ってもらって、こんな素敵なステージでやらせて貰って。Schroeder-Headz史上、最大の会場です。このあと、彼のステージでもやります」。そんなふうに告げて、朝を迎えにゆくような“newdays”が爆走アンサンブルのフィナーレを飾るのだった。

〈Schroeder-Headz セットリスト〉

01. Tokyo Tribal Sacrifice
02. no sign
03. Sleepin’ Bird
04. absence of absolutes
05. newdays

●金子ノブアキ
RIZEとしての活動やAA=のドラムスサポートはもとより、近年は俳優としても大車輪の活躍を見せている金子ノブアキ。ソロとして2作のアルバムをリリースした後、この4月には晴れて初のソロライヴも行った。僕は今回初めて観ることになるので、とても楽しみにしていたアクトだ。キーボード/マニピュレーター的な立ち位置のメンバーとギタリスト(こちらはPay money To my PainのPABLOだ)と共に3ピース編成でステージに立ち、目下の最新配信シングル曲“The Sun”では眩い騒音美を強烈に重いビートで支えるあっくんである。煌びやかで勇壮なダンスロック“Historia”や、ポストロック風の前衛的アプローチによる“Signals”といったふうに表現スタイルも多様で奥深い。美しい映像演出とのシンクロも素晴らしく、ステージ終盤にはデビューアルバム『オルカ』の楽曲群がロックシンフォニーの如く押し寄せるのだった。9月のRIZE、10月のソロ、11月にはAA=とツアーも立て続けに行われるので、楽しみにしていて欲しい。

〈金子ノブアキ セットリスト〉

01. The Sun
02. Historia
03. Signals
04. Weather and Seasons
05. to create / see you there


●WHITE ASH
今回の出演者の中では、随一の若手となるWHITE ASH。お馴染みthe pillowsのSEに乗って姿を見せると、“Orpheus”のブレイクビーツイントロにのび太(Vo・G)の歌声が浮かび上がり、4人のソリッドな一体型リフが転がってゆく。彩(B)の妖しいベースラインがうねる“Thunderous”、そして山さん(G)のフレーズとのび太の歌メロがチェイスを繰り広げる“Kiddie”と楽曲を繋いだところで、「……いやあ、今日のメンツ、やばいですよね。超カッコいいなと思って……。今日集まった皆さんは、本当に音楽が好きなんだろうなと思って……」と語るのび太である。語り口は控え目で、少したどたどしかったりもするのに、いざフロントマンとして演奏に飛び込むとすぐさま「化ける」のが最高だ。8/5リリース予定のニューシングル『Insight / Ledger』から“Insight”を激流のようなサウンドで披露し、ハンドマイクで更に煽り立ててゆく終盤もナイスだった。なお、WHITE ASHはニューシングル発表直後の8/8、ROCK IN JAPAN FES. 2015にも登場予定である。

〈WHITE ASH セットリスト〉

01. Orpheus
02. Thunderous
03. Kiddie
04. Hopes Bright
05. Insight
06. Paranoia
07. Stranger

●降谷建志
いよいよこの夜のホスト役、降谷建志だ。ソロアルバム『Everything Becomes The Music』リリース日の6/17にはスタジオからの生配信ライヴが行われたが、オーディエンスの前で行われるライヴとしては今回が初めて。“Everything Becomes The Music”をオープニングSEに姿を見せたバンドメンバーは、スタジオライヴと同じくPay money To my PainのPABLO(G)、山嵐/OZROSAURUSの武史(B)、Schroeder-Headzこと渡辺シュンスケ(Key)、Dragon Ashの桜井誠(Dr)、そして「ORCA」Tシャツ姿の降谷建志(Vo・G)というスーパーグループである。柔らかなアコギプレイがエレクトロニカのトラックに寄り添うのも束の間、全編の演奏を降谷建志自らが手掛けたアルバムとは打って変わり、バンドの生々しく鮮烈なコンビネーションが立ち上がって来る。“Angel Falls”ではPABLO、渡辺、桜井が雄々しいコーラスで援護射撃し、“Swallow Dive”での降谷は楽しそうに「飛び跳ねろい!!」と声を上げるのだった。

「いいバンドたくさん迎えてさ、俺もこんなカッコいいバンドが出来て。こうして初めての夜を迎えられたことを、嬉しく思います。せっかく、3連休の最後に集まったんだからさ、楽しんで帰ってください」。そんなふうに告げて、ラテンビートと骨太なメロディでグイグイ突き進む“Dances With Wolves”は、こんなふうにフィジカルな体験を通して触れると楽曲の素晴らしさが一層際立つ。アーシーで大らかな“Fabulous Town”や、厳かな鍵盤プレイに導かれてクレッシェンドしてゆく“For a Little While”は、降谷建志のプライヴェートな音楽が新たなラウドミュージックへと成長してゆくようで、とてもドラマティックであった。瞬く間に辿り着いた本編ラストは、フロアからも歌声が上がる“Stairway”。想像以上に激しく燃え上がるライヴであった。

アンコールに応えると、「のび太はああ見えて、俺やJESSEと初対面のとき、3人でフリースタイルしました。RIZEとか山嵐とか、PTPとか好きな人ばっかりだと思うけど、俺らもそれが一番好きなんだけど、いろんな音楽があって、繋がっていって。好きなだけなんだけど、若いバンドマンが食えるようになって、生活していけたらいいなと思います。こういうショウケースに、また足を運んでくれると嬉しいです」と語る。その言葉は、まるで降谷建志の音楽そのもののようだ。素晴らしい初ライヴの舞台だった。彼は8/1、ROCK IN JAPAN FES.2015のLAKE STAGEに立つ(Dragon Ashは8/9のGRASS STAGE)。ぜひお楽しみに。(小池宏和)

〈降谷建志 セットリスト〉

01. Colors
02. Angel Falls
03. Swallow Dive
04. Dances With Wolves
05. P Board
06. Fabulous Town
07. For a Little While
08. Stairway

EN. Jam Session~One Voice

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