ザ・リバティーンズ、11年ぶりの新作より“Gunga Din”ほかTVライヴ映像公開
2015.10.08 12:29
2010年の再結成後初、2004年の『リバティーンズ革命』以来11年ぶりとなるサード・アルバム『リバティーンズ再臨』を9月11日(金)にリリースしたザ・リバティーンズが、英TV番組「Later...with Jools Holland」に出演し、同新作収録のナンバー“Gunga Din”と“You're My Waterloo”のパフォーマンスを披露した。
映像はこちらから。
なお発売中の『ロッキング・オン』11月号にはカール・バラーのインタヴューが掲載されている。
軍人であり詩人のウィルフレッド・オーウェンの作品から引用されたとされる今作の原題『Anthems For Doomed Youth』だが、このタイトルがリバティーンズの歴史を仄めかしているのでは?と訊かれ、カールはそれを肯定した上で以下のように答えた。
「リバティーンズは元々そういう人生を一緒に戦っていくための戦友が集まって組んだバンドだったんだ。でもその後バンドが有名になって状況が変わるにつれ、お互いがバンドに求めていたことが衝突するようになって喧嘩がどんどんエスカレートして徐々に取り返しのつかないことになっていったわけだけど……自分達の置かれてる状況が苦しければ苦しいほど、自分の最も身近な仲間に当り散らしたり傷つけたりしがちだからさ。リバティーンズの崩壊もそういう流れを経て辿り着いた最終地点だったんだ。で、あれから10年以上経った今の俺達は、そういうお互いとの“特別な繋がり”をバカバカしいプライドや内輪モメで潰してしまうのがどれだけ愚かなことかやっと気付いたっていう。このアルバム全体がそういうこれまでの俺達の歩みを綴った歌ばかりなんだ」
この他にも、ピート・ドハーティとカールそれぞれが書いた今作の歌詞の内容や、次作の制作予定についても迫ったインタヴューとなっている。
●リリース情報
ザ・リバティーンズ『リバティーンズ再臨 / Anthems For Doomed Youth』
発売中
UICW-10006 | ¥2,450+税
1. Barbarians / バーバリアンズ
2. Gunga Din / ガンガ・ディン
3. Fame and Fortune / フェイム・アンド・フォーチュン
4. Anthem for Doomed Youth / アンセム・フォー・ドゥームド・ユース
5. You’re My Waterloo / ユア・マイ・ウォータールー
6. Belly of the Beast / ベリー・オブ・ザ・ビースト
7. Iceman / アイスマン
8. Heart of the Matter / ハート・オブ・ザ・マター
9. Fury of Chonburi / フューリー・オブ・チョンブリー
10. The Milkman’s Horse / ザ・ミルクマンズ・ホーズ
11. Glasgow Coma Scale Blues / グラスゴー・コーマ・スケール・ブルース
12. Dead For Love / デッド・フォー・ラヴ
*13. Love On The Dole / ラヴ・オン・ザ・ドール
*14. Bucket Shop / バケット・ショップ
*15. Lust Of The Libertines / ラスト・オブ・ザ・リバティーンズ
*16. 7 Deadly Sins / 七つの大罪
**17. Over It Again / オーヴァー・イット・アゲイン
*13-16:海外デラックス・ヴァージョン・ボーナス・トラック(Recorded live at Karma Sound Studios 20th May 2015)
**17:日本盤ボーナス・トラック
『ロッキング・オン』11月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/131053