アンディ・ベル、ノエル・ギャラガーはギタリストとして過小評価されていると語る

アンディ・ベル、ノエル・ギャラガーはギタリストとして過小評価されていると語る

現在ライドとしての活動を再開させている元オアシスのアンディ・ベルが、ノエル・ギャラガーとオアシス、また、オアシスのデビュー当時のライドの状況について改めて「Music Rader」の取材で語った。

このインタヴューの中で、アンディはノエルのギタリストとしての評価について次のように語っている。

「僕が強く言っておきたいことは、ノエルはリード・ギタリストとして過小評価されているってことなんだよ。彼のプレイスタイルはジョン・スクワイア的ではあるけれど、その背景にはもっとたくさんの音楽的バックグラウンドが感じられるんだ。めちゃくちゃしっかりディレイを効かせたビッグなオーバードライヴ・ギターはノエルのトレードマークだけど、今や多くのフォロワーが彼の真似をしているよね」

また、アンディは初期のオアシスがライドの活動に与えた影響について次のように語っている。

「オアシスは、それを初めて聴いた時に僕の人生を確実に変えるものだったんだ。彼らは本当に新鮮な、新たな息吹のような感じだった。当時の状況を説明すると、オアシスが登場した時、ライドはちょうど3枚目のアルバム『カーニバル・オブ・ライト』の制作中だったんだ。ちょうど僕らはちょっとした喧嘩の最中で、これまでとは全く異なる方向性のアルバムを作ろうとしていた。バーズっぽいウェスト・コースト・サウンドと、レッド・ツェッペリン的なクラシック・ロックの要素をミックスさせようとしていたんだよね」

「たぶん、僕らは潜在意識の中でノイズを取っ払ったクリーンなサウンドにしようとしてたんだと思う。なぜなら、僕らの音楽は長いことラジオでかけてもらえなくなっていたからさ。でもそこにオアシスが現れて……あのジーザス・アンド・メリーチェインとセックス・ピストルズが出会ったような彼らの音楽を聴いて、そんな僕らの思惑は全部ブッ飛んでしまったんだ」
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