ジャスティン・ビーバー、新作『パーパス』やポップ・スターとして生き抜く辛さを語る
2015.11.07 19:37
11月18日に3年ぶりの新作『パーパス』をリリースするジャスティン・ビーバーが新作や自身の全裸写真などについて語っている。
ジャスティンはビルボード誌の取材に応えて、さまざまな話題について語っているが、たとえば新作については次のように抱負を語っている。
「マジでドキドキしてるんだけどね。踊りたくなるような意味のある歌ってなかなか作りづらくて、ちょっと間違うといかにもって感じになっちゃうんだよね。これまでぼくは本当はあまり好きじゃない曲とかもレコーディングしてきたし、そういう曲は自分ならまず聴かないような、レーベルにレコーディングするようにといわれたようなものだったんだ。今度のアルバムではぼくは自己表現をしてるわけで、暗くなってた時のことや嬉しかった時のこととか、元カノのこととか、そういうことを無視するわけにはいかないんだよ。それでリアルなものになるんだよ、『マックス・マーティンにきみ用のヒット曲を書いてもらおうか』っていうのよりはさ。ぼくは自分の音楽はインスピレーション溢れるものにしたいんだ」
その一方でお騒がせアイドルに成り果てたことで、自分をシングル・マザーとして育て上げたパティ・マレットとの関係が疎遠になったことについては「ほとんど関係がなくなっちゃったような感じだった」とも打ち明けている。
「ずっと距離を取ってたし、それはやっぱりばつが悪かったからで。お母さんにはがっかりしてもらいたくなかったけど、してるのはわかってたし。しばらくなにも話さない間柄になってたから、また信用してもらえるまでには時間がかかるんだよ。今はハワイに住んでるから、なおさら難しいんだけど、でも、だんだんよくなってきてはいるんだよ。女性として本当にすごい人だし、大好きだから」
子供時代にアイドルになってしまうことについては次のように語っている。
「ぼくは子供のうちにスターになるのはお勧めしないね。世界で一番しんどいことだから。だって、すべてが容姿とかそれだけで動いていくんだよ。これまで子供スターがどれだけたくさん転落してろくでもない仕事についているのかっていう統計をみればよくわかることだよ。なんでかっていうと、腐ってるからだよ。このライフスタイルが」
さらに自身の名声との折り合いの難しさについては次のように語っている。
「外側からみればすごくうまくやってるように見えるかもしれないけど、実はぼくはあがきまくってるんだよね。ある種のことがあって人のことも信用できなくなったし。自分の置かれた状況に影響されてどんどん考えることも汚くなってくるんだ。するとだんだんぼくも形だけつくろうようになってくわけだよ。なんかいつだって人に決めつけられてるようにしか思えなかったし。それでもちゃんと生き残ってやったし、それも大手を振って帰ってきたわけだけど、すんでのところで名声に完璧に自分を壊されるところまでいったんだよ」
また、現在の交際相手でモデルのジェイド・ピアスと休暇を過ごしたボラボラでほかの女性客に盗撮され、全裸写真が報道されてしまったことについては次のように語っている。
「あの写真はプライバシーの侵害だと思うよ。超侵害されたって感じだよ。うちの親父は完全無視を決め込んだけど、ぼくはあの写真が病的とか、歪んでるっていうふうには思わなかったけど。なんか自分でもウケたし。やっぱり親父は親父なのかな……でも、(写真を最初に見た時には)ちょっとビビったね。なんか黒い線で消されてあって。それで『ちょうど水から上がったばっかりだったんだよな、やっぱり縮んじゃうってほんとなんだな』って思ったよ」
なお、局部の大きさについてはこの画像を撮った女性客に対しては「この大きさでしか見せないってことなんだよ」とジャスティンは説明している。