グレッグ・レイクとカール・パーマーがキース・エマーソンを偲ぶ

グレッグ・レイクとカール・パーマーがキース・エマーソンを偲ぶ

3月10日にカリフォルニア州の自宅で亡くなった元ELPのキース・エマーソンについて、ELPのグレッグ・レイクやカール・パーマーが偲んでいる。

キング・クリムゾンを脱退した後、キースとELPを結成したグレッグは、オフィシャル・サイトで次のようにキースの死を悼んでいる。

「世界中のELPの友人たちとファンのみなさんにこの悲劇的な訃報を知って、深い悲しみに襲われたことを表明したいと思います。みなさんもご存知の通り、キースとぼくは自分たちの人生でも最高の時間を何年間も一緒に過ごすことになったので、キースの人生がこういう形で終ったことを目撃するというのは、ぼく自身にとっても、あるいはキースのことを知っていた人たち全員にとっても、とても心を痛めることになりました。

キースの死はとても悲しく悲劇的なものとなりましたが、ぼくはこういう形でキースのことをずっと記憶してもらいたくはないです。キース・エマーソンについてぼくがずっと思い出すことは、ミュージシャン、そして作曲家としての驚異的な才能と、人を楽しませようとするその天賦の資質と情熱です。音楽こそがキースの人生だったのであって、いろいろ困難にも見舞われることにもなりましたが、キースが作り出した音楽はこれからも永遠に輝きを失わないことは間違いないと思います。

キースのご遺族に心からのお悔やみを申し上げます。

ようやく訪れた平穏とともに過ごされますように」

その一方でカール・パーマーは次のようにキースを追悼している。

「ぼくの親友で、音楽の兄弟であるキース・エマーソンの訃報を知ってとても悲しく思っています。キースはとても優しい人で、そのキーボード奏者としての音楽への愛とパフォーマンスへの情熱はこの先何年も比類なきものとしてあり続けることでしょう。キースはパイオニアにして革新者でもあり、ロック、クラシック、ジャズの世界で活動するぼくたち全員の心を揺るがすような音楽的な天才でした。キースの温かな笑み、ユーモア・センス、こちらがどうしても巻き込まれていくショーマンシップ、そしてその音楽的な芸域をぼくはいつまでも忘れることはないでしょう。キースに出会って、ぼくたちが一緒に作ってきたような音楽を実現させられたのはとても恵まれたことでした」
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