RO69JACK 2015優勝・パノラマパナマタウン、叫ぶ! 絶対的存在感を放つ孤高のニューカマーを観た!

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2016年3月18日、パノラマパナマタウンと愛はズボーンによる共同アウトストアイベント「【ドドラドラドラゴン】」が下北沢ERAにて行われた。RO69では、この模様をライヴ写真とレポートでお届けする。

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ロックバンドのスタンスとして、お客さんと親しみやすい距離感で等身大のメッセージを届けるバンドもいれば、ある種、ステージ上ではロックバンドとして近づき難いオーラを漂わせ、孤高の存在感を放つバンドもいる。パノラマパナマタウンの場合は後者だ。目を鋭くギラつかせ、強い語気で捲し立てるヴォーカルスタイルと、激しくてエモーショナルな演奏。その不敵なパフォーマンスは、たとえばナンバーガールやゆらゆら帝国、ピクシーズといった、独自のロックを確立する、とりわけ尖った姿勢のバンドらに影響を受けたと聞けば「なるほど」と思う。これで結成わずか2年。末恐ろしいバンドが現れた。

「RO69JACK 2015」の優勝アーティストでもあり、以降はTHE ORAL CIGARETTESやフレデリック、LAMP IN TERRENらを輩出した「MASH FIGHT!」でもグランプリに輝いたパノパナ。神戸を拠点に活動する彼らが3月2日にリリースした初の全国流通盤『SHINKAICH』を引っさげて開催した今回のライヴは、同じく大阪アメ村で活動する4人組バンド・愛はズボーンとの共同アウトストアライヴとして行われた。どちらかのCDを買った人だけが来場でき、終演後には(メンバー的には照れくさい)サイン会もつく。オープニングゲストに岡崎体育、シークレットゲストにいざゆかんとす!を迎えた今回のラインナップは、ジャンルレスに繋がる関西シーンの強い絆が垣間見られる気がした。

パノパナは岡崎体育に続いて2組目に登場。岩渕想太(Vo・G)、浪越康平(G)、田野明彦(B)、田村夢希(Dr)の4人が拍手で呼び込まれると、1曲目は『SHINKAICHI』のリード曲でもあるガレージロックなナンバー“SHINKAICHI”からスタートした。続いて、「何にも馴染めない人に捧げます」と、岩渕が前のめりなラップを繰り出した“クラリス”へ。サングラスをかけた寡黙なギタリスト・浪越が放つクールなリフ、少しでも気を抜けば振り落とされてしまいそうな性急なリズム、そこに岩渕が早口で捲し立てるのは、SNS時代の表面的な人間関係と、それによって鈍麻する感性への苛立ちのようなものだ。《くだらない日常を くだらない音楽を》と繰り返すフレーズには、こんなにもコミュニケーションが複雑化した時代を否応なしに生きる若者の、叫ばずにはいられない迸る想いが込められていた。

初の全国流通盤の完成に触れて、「聴かない人はおかしいんじゃないかってぐらい良いアルバムができました」と岩渕が告げると、「久しぶりの東京だから」とメンバーを紹介。そのまま“パノラマパナマタウンのテーマ”へ雪崩込み、オルタナティブロックの何たるかを強烈にアピールしてみせた。単にロックというにはラップの存在感が強く、ヒップホップと呼ぶにはバンドのグルーヴ感が熱い。絶妙なバランスで成立するパノパナのロックだが、それは何かを計算をして辿り着いた結果ではなく、ただ自分たちが「かっこいい」と思う音楽をひたすらに追い求める、そんなピュアな衝動の上に成り立ったものだろう。東京では初披露だったという、まだ音源化されていない攻撃的なナンバー“シェルター”は最高だった。

ラストは突如ステージを降りた岩渕がフロアに置かれたテーブルの上に立ち上がり、お客さんを巻き込みながら熱唱した”世界最後になる歌は”でライヴを締め括った。トータルで7曲。30分ほどの短いステージだったが、そこに自信を漲らせたパノパナが、バンドとしての確固たるアティチュードを示すには十分な時間だった。彼らは「きっと何かをやってくれる」。可能性の塊みたいなバンド、パノラマパナマタウンの今後が楽しみでならない。(秦理絵)

●セットリスト

01. SHINKAICHI
02. クラリス
03. パノラマパナマタウンのテーマ
04. ロールプレイング
05. シェルター
06. いい趣味してるね
07. 世界最後になる歌は

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