【完全レポ】10-FEET、Ken、MONOEYESら登場!「京都大作戦」1日目を徹底レポート!

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7月2日に京都府立山城総合運動公園 太陽が丘特設野外ステージで「京都大作戦2016 〜吸収年!栄養満点!音のお野祭!〜」の1日目の公演が行われた。RO69では、この模様を写真とレポートでお届けする。

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捻りとユーモアの効いたサブタイトルからも伺えるように、10-FEET企画フェス「京都大作戦」は、荒天中止となった幻の第1回から数えて今回で9周年。2日目にかけて雷雨の予報も出ていたのだけれど、開催中は奇跡的に好天に恵まれていた(2日目の終演直後、我慢していたように雨が降り出した)。本稿では、初日の模様を駆け足で振り返ってみたい。

朝一番に集結したオーディエンスがラジオ体操でウォームアップを済ませると、ひときわ規模の大きな源氏ノ舞台にトップバッターとして立つのはFear, and Loathing in Las Vegasだ。「京都大作戦は天気悪いとか、曇りとか聞いてたのに、めっちゃ晴れてるやんけー!!」と声を上げながら、ラスベガス印のラウド×レイヴサウンドを思うままぶっ放す。続くキング・オブ・ステージ=RHYMESTERは5年ぶりの出演で、新曲“スタイル・ウォーズ”のTシャツを着込んだ3人がオールドスクールなマナーを堂々見せつける。“B-BOYイズム”〜“ザ・グレート・アマチュアリズム”〜“K.U.F.U.”という怒涛のノンストップメドレーはさすがに強烈だった。

源氏ノ舞台3番手は、04 Limited Sazabys。さっそく“monolith”でオーディエンスのハートを掴む。スピード感を損なわず、ギュッとタイトに纏まった筋肉質なアンサンブルで広大なフィールドと渡り合うさまが本当に素晴らしかった。GEN(B・Vo)の「いいライブができる気しかしない!」という口ぶりにも自信が漲る。そして大作戦初登場となったMONOEYESも、いきなりの“My Instant Song”による豪快なサウンドとグッドメロディでオーディエンスを包み込む。「ようこそお越しやす〜!」と挨拶を投げかけるスコット・マーフィー(B・Cho)は、アリスターの“Somewhere On Fullerton”を宇治の空の下で歌い上げてみせた。

サウンドチェックで10-FEET“その向こうへ”をカバーし、ひとしきり沸かせて本番を迎えたROTTENGRAFFTY。エモーションの加速感が尋常ではない新曲“So…Start”、そして鉄板のコール&レスポンスに持ち込む“響く都” で、さすがに大作戦の舞台はホームという盛り上がりを見せた。東京スカパラダイスオーケストラは恐るべきコラボ祭りのステージと化し、TAKUMAを迎えた“hammer ska”カバー、10-FEETとの合体バンドにロットンのNOBUYA&N∀OKIも乱入する“閃光”、そして白ジャケット姿のKen Yokoyamaとのコラボでは、最新シングル“道なき道、反骨の。”はもちろん、最初からホーンアレンジがイメージされていたのではないかという“Punk Rock Dream”カバーの名演までが飛び出した。最高だ。

一方、牛若ノ舞台では、地元・京都というよりもさらにローカルなネタに踏み込んで笑わせるヤバイTシャツ屋さん、ダブポエトリーの激情の渦に巻き込んでスタートする群馬の雄=G-FREAK FACTORY、炎天下の狂騒を生み出すキュウソネコカミ、そこから一転してチルなバンドサウンドと豊かなリリシズムの化学反応が素晴らしかった田我流とカイザーソゼ、2年前の出演で力を出し切れなかったと告白しキュート&パワフルな躍進ぶりを見せつけるDizzy Sunfist、そしてトリには言葉と音の振動をたっぷりとステージに染み込ませるSUPER BEAVERの大熱演と、ときに入場規制をもたらしながらパフォーマンスが続く。

初日トリ前の源氏ノ舞台に登場したのは、先ほどスカパラのステージにもゲスト出演したKen Yokoyamaだ。「京都、大好きだぜ。日本、大好きだぜ。10-FEETが作ってくれたこういう場所を、みんなで守るんだよ」と“This is Your Land”に持ち込み、はたまた「(妖怪ウォッチの)コマさんのことも、チ◯コマ◯コのことも、日本のことも、全部同じように考えてるからな」と“Ricky Punks III”を披露するなど、限られた時間の中に、確かなメッセージを落とし込んだステージであった。

さあ、お馴染み“そして伝説へ”のSEが響き渡り、トリを担うのは10-FEETの3人だ。“goes on”で視界いっぱいのバウンス&大合唱の光景を生み出すと、鞍馬ノ間で行われている3on3大会「京都大作戦杯2016」で翌日の準決勝にコマを進めた大阪籠球会のメンバーが、目にも鮮やかなボールハンドリングを披露して楽曲とコラボする“super stomper”も届けられた。

「言いたいことを全部言ってしまうと、逆に伝わらないことがあります。必要最小限のことだけ言える、いい男いい女になろうな」。TAKUMAがそんなふうに語って繰り出されるのは、まさに必要なことだけを選びぬき、深く響く力を手に入れた新曲“アンテナラスト”だ。アンコールに突入するなり、KOUICHIがボーカル、NAOKIがギター、TAKUMAがドラムスという編成で藤井フミヤ“TRUE LOVE”が届けられ、NAOKIの指がつったりしていたが、直後の“その向こうへ”ではロットンのN∀OKIも飛び入りして熱いクライマックスへと向かっていった。心も体も火照ったままの1日だ。

なお、バスケ好きの筆者は、仕事でなければ一日中でも「京都大作戦杯2016」を見ていたいところなのですが、さすがにライブを観るだけで手一杯でした。初戦の頭だけチラ見して、今年の記念すべき初ゴールは東京籠球会No.88。ピック&ロールに失敗した直後の、鋭いシェイクからのペネトレイションでした。レポートは2日目に続きます。(小池宏和)
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