【完全レポ】WANIMA×Bentham×シナリオ×ミセスが競演! ジャパネクはここまで来た!

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  • 【完全レポ】WANIMA×Bentham×シナリオ×ミセスが競演! ジャパネクはここまで来た! - シナリオアート

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9月3日にライブイベント「rockin’ on presents JAPAN’S NEXT vol.14」がLIQUIDROOM ebisuで開催された。RO69では、この模様を写真とレポートでお届けする。

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クロスメディア展開を繰り広げながら新世代アーティストをプッシュしていく『ROCKIN’ON JAPAN』のプロジェクト「JAPAN’S NEXT」。このたび14回目の開催となるライブイベントには、自らの音楽でもって多くの人を巻き込みながら躍進を果たしている4組が登場した。

先日のROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016にて急遽GRASS STAGEの大舞台に立ったWANIMAがこの日のトップバッター。KENTA(Vo / B)の言葉に合わせて「JAPAN’S NEXT vol.14、WANIMA、開催しまーす!」とみんなで叫んだあとは、燦々と輝くような3ピースサウンドが凄まじいスピードで放たれていくばかりだ。初っ端からどデカいシンガロングを巻き起こした“THANX”、《始まったばかり 主役はお前 準備は出来たんですかい?》と歌うこの歌は、まるで今この場所のテーマソングのようだ。以降、エロも誠意も詰め込んだ必殺パターンのセットリストを披露。「バイト、仕事、恋愛、みんなが十分に頑張ってるのは知ってるけん、ともに歌いたくてこの曲を作りました」という言葉に続けて演奏したラストの“ともに”まで、悔いなきよう「今」を謳歌する喜びを、オーディエンスとともに分かち合った。

続いては、ジャパネク初登場のBentham。「知らない人もいるかと思いますが、まずは身体を揺らして一緒に踊ってみませんか?」と小関 竜矢(Vo / G)。彼のハイトーンボイス、キャッチーなメロディ、重心の低いサウンド、隠し味の効いた耳に残るアレンジ……という自分たちのカラーを惜しみなく発揮しながら、聴き手の方へ歩み寄っていくかのような演奏だ。「WANIMAのあと、やりづれえ!」なんて言っていたけど、1曲目からフロアは既に笑顔でいっぱいである。前日にワンマンツアーがスタートしたばかりということもあり、バンドは十分に脂が乗った状態。特に後半の曲は、気迫に満ちた4人の演奏に圧倒される場面も多く、全国行脚後にはさらにすごいことになりそうだという期待も膨らんだ。「我々がBenthamです、俺たちがJAPAN’S NEXTになります、よろしく!」と、次世代の旗手としての宣誓を果たして、終了。

手拍子の音が入ったSEに合わせてタンバリンを持ったメンバーが入場――というオープニングシーンが印象的だったシナリオアートは、その多幸感を増幅させるように、そのまま1曲目の“エポックパレード”へ。昂ぶった気持ちをそのまま溢れさせるような前2組とは異なり、聴き手の想像力や冒険心を刺激しながら、一歩踏み出すために必要な勇気をプレゼントしてくれるのがこのバンドのやり方。陰も光も伝えるひとつひとつの曲(≒物語)と真摯に向き合いながらそれを表現していく姿からは、メンバーの集中力の高さがヒシヒシと伝わってきた。「自分たちがどういう役割なんだろうってずっと考えてきたけど、これからも自分たちは音楽で、物語で、聴く人の心を救っていけたらいいなと思っています」とハヤシコウスケ(G / Vo / Programming)が語っていたとおり、自ら手繰り寄せた表現の形に、メンバー3人も手応えを感じているようだ。

「トリがやりたい」と以前から言っていたというMrs. GREEN APPLEは、ジャパネク3度目の出演にして有言実行を果たす。山中綾華(Dr)がソロプレイをするなか、他4人が登場してセッション開始、そのまま“VIP”へなだれ込む……という始まり方にも、この日にかける気合いが表れていた。冒頭の雰囲気を引き継いでか、続く“Speaking”もいつもの雰囲気とは異なり、バンドの肉体性が剥き出しになったかのような、彩度・輝度よりも強度・硬度が際立つ演奏。とはいえ、楽しいことをそのまま「楽しい!」と叫ぶ人懐さは健在。時にはコミカルなジェスチャーを交えて音を合わせるメンバーたちも、「歌える?」という呼びかけに対して大合唱を返すオーディエンスも、心底楽しそう。特に、“StaRt”にて大森元貴(Vo / G)が「なんかホント、みんながキラキラしてて……大好きだー!」と叫んだ場面は間違いなくこの日のハイライトだった。「心はずっと夏休みでいようぜ!」(大森)と“サママ・フェスティバル!”で本編を終えたあとのアンコールでは、5人がジャパネク公式グッズのTシャツに着替えて再登場。4組&オーディエンスの出会いに宛てるかのように、人と人との繋がりの尊さを歌う“我逢人”が届けられたのだった。(蜂須賀ちなみ)
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