「イナズマロック フェス2016」終幕!「来年、さらにパワーアップして戻ってきます」
2016.09.20 15:00
西川貴教が、地元である滋賀県草津市 烏丸半島芝生広場で今月17日~18日に野外フェス「イナズマロック フェス2016」を開催。2日間で10万人を動員した。
台風の接近で天候が危ぶまれたが、1日目は雲の切れ間から日が覗く天気となり、オープニングアクトをつとめたBOYS AND MENは「イナズマに出るのがずっと夢でした!」と挨拶。“YAMATO☆Dancing”など4曲を披露した。
その後、トップバッター・ファンキー加藤が登場。「みなさんと騒いでいきたいと思います!」と、“まわせ!”を披露。他にもFUNKY MONKEY BABYSの楽曲“告白”“あとひとつ”など7曲を歌唱。続くソナーポケットは「ファンキー加藤くんから情熱のバトンが回ってきました」と“ONE-SIDED LOVE”“好きだよ。~100回の後悔~”“365日のラブストーリー。”など6曲を披露した。
2013年以来2度目の出演となるGRANRODEOは「3年ぶりにお声がけいただき、この日のために半年かけて仕上げてきました」と、“TRASH CANDY”“メモリーズ”“ROSE HIP-BULLET”など6曲を披露。2011年にフリーエリアのステージに出演し、翌2012年にはメインステージに登場、今回は久しぶりの出演となったSPYAIRは、今年7月リリースのシングル“THIS IS HOW WE ROCK”をはじめ、“イマジネーション”“サムライハート (Some Like It Hot!!)”など7曲を演奏した。
続いては3年連続出演のももいろクローバーZが登場。「年に一度の楽しみ。西川さん、今年もありがとうございます」と挨拶し、1曲目の“ワニとシャンプー”では、ハイキングウォーキングがサプライズで登場。“Hanabi”や、先日にリリースされた新曲“ザ・ゴールデンヒストリー”など全6曲が披露された。
トリをつとめるT.M.Revolutionは、モノトーンのV字ストライプのジャケット姿の西川が和太鼓を、バックメンバーも和太鼓や三味線を演奏する演出でスタートした。西川は、「今日の降水確率、昨晩は60%、今朝9時は10%。18日に関西直撃かと思われた台風、ただいま北上中!みんなの想いが、今日の天気を作っています!」と、雨天を回避できたことを喜び、“Naked arms”“SWORD SUMMIT”“Count ZERO”“DOUBLE-DEAL”など6曲を歌唱した。
雨が降り始めるなか、アンコールを受けて再度登場した西川は、先月リリースした新曲“RAIMEI”を披露。続いて「いくぞ、ももいろクローバーZ!」と西川が叫ぶと、ももクロのメンバー全員が登場。ももクロが「イナズマロック フェス」に出演するたびに歌っていたT.M.Revolutionのナンバー“INVOKE”を、一緒に踊り歌い上げた。最後に「もう1組ゲストをお呼びしてます!」と紹介されたのは、西川のトレードマークでもある“HOT LIMIT”風の衣装をまとった熊本県PRマスコットキャラクター・くまモンと、西川のキャラクター・タボくん。「ただのお祭りじゃない、想いの強さ、心をつなぐイナズマロック フェスです」と、くまモンとタボくんと一緒にラストナンバー“HEART OF SWORD 〜夜明け前〜”を披露した。
2日目は朝から雨天。04 Limited Sazabysが、メインの「雷神ステージ」にオープニングアクトとして登場し、“monolith”“Terminal”“swim”など全5曲を披露した後「オープニングアクト、ちょっと時間短い、悔しい。だからまた戻ってきたい」と再会を誓った。
続くトップバッターは、THE ORAL CIGARETTES。「こうやってイナズマで出会えた人といい景色を作っていきたい」と、今年8月にリリースしたばかりのシングル“DIP-BAP”をはじめ、“起死回生STORY”“カンタンナコト”“狂乱 Hey Kids!!”など全6曲を演奏した。
その後、HKT48がイナズマ初登場。「雨なのにみなさん元気でとっても嬉しいです」と話し“桜、みんなで食べた”“12秒”などのオリジナル曲、さらに“会いたかった”“ポニーテールとシュシュ”などAKB48の曲も歌い、最後は“メロンジュース”でステージを締めた。続いてはゲスの極み乙女。が登場。“私以外私じゃないの”“ロマンスがありあまる”に続き、新曲“シアワセ林檎”などを披露。川谷絵音は「西川さん、本当に呼んでくれてありがとうございます。僕が音楽に目覚めたのがT.M.Revolutionだったので、本当に嬉しいです」と話した。
その後、会場付近に雷雲の発生を確認。雨足も強くなったためイベントは一時中断し、17時20分ごろ、西川本人がステージに登場して、本人の口からイベントの中止が観客に伝えられた。「みなさんに安全に帰っていただくことが最優先。僕自身悔しさでいっぱいですが、お越しいただきありがとうございました。申し訳ありませんでした。来年、さらにパワーアップして戻ってきます」と話し、「イナズマロック フェス2016」は幕を閉じた。