トゥー・ドア・シネマ・クラブ、メインストリームポップをジャンクフードにたとえる

  • トゥー・ドア・シネマ・クラブ、メインストリームポップをジャンクフードにたとえる - 『rockin'on』2017年3月トゥー・ドア・シネマ・クラブインタビュー掲載

    『rockin'on』2017年3月トゥー・ドア・シネマ・クラブインタビュー掲載

  • トゥー・ドア・シネマ・クラブ、メインストリームポップをジャンクフードにたとえる - 『rockin'on』2017年3月号 発売中

    『rockin'on』2017年3月号 発売中

  • トゥー・ドア・シネマ・クラブ、メインストリームポップをジャンクフードにたとえる - 『rockin'on』2017年3月トゥー・ドア・シネマ・クラブインタビュー掲載
  • トゥー・ドア・シネマ・クラブ、メインストリームポップをジャンクフードにたとえる - 『rockin'on』2017年3月号 発売中

昨年10月にサード・アルバム『ゲームショー』をリリースし、今年1月には単独来日公演を行ったトゥー・ドア・シネマ・クラブ。『ロッキング・オン』3月号には、1月に来日した際に行ったインタビューが掲載されている。

今作の制作においてダンス・ミュージックの影響は受けているが、コンピューターばかりに頼るのではなく、「人間味の部分を求めた」とヴォーカルのアレックスは語る。その姿勢は、リアルではないものが多い現代社会に対する反抗なのかと問われると、自身の音楽を食べ物にたとえて以下のように説明した。

「メインストリームのポップ・ミュージックがジャンク・フードだとしたら、僕達はヘルシーな選択肢を提供してるという。ジャンク・フードが好きでもいいけど、時々はサラダみたいな身体に良いものを食べなくちゃ。僕達はサラダなわけ(笑)」

また、リスナーに長く愛され、楽しんでもらえる音楽には、「人間味の部分」以外にも、新境地を切り拓くような新しい何かが必要だと、以下のように話した。

「新境地を拓くってことで言うなら、ケンドリック・ラマーの最新作とかまさにそうだけど、前例がないから定義のしようがないんだよね。新たな時代を定義する作品だけが、結果的に時代を超えて残っていくんじゃないかな。新しい時代を築くことで、その時代を超えたところで、受け継がれていくというか。その反対に、後に残らない作品っていうのは、その時は時代を象徴しているように思えるけど、結局その時代の中で完結しているだけで、その時代が終わると同時に忘れ去られてしまう」

その他、大量の音楽が消費されていくなか、バンドとしてどう生き残っていくかなど、現在の音楽シーンと自分達の立ち位置を客観的に分析したインタビューとなっている。

『ロッキング・オン』3月号の詳細はこちらから。
http://www.rockinon.co.jp/product/magazine/143555
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