ゴリラズ主催の「デーモン・デイズ・フェスティバル」を完全レポート!

ゴリラズ主催の「デーモン・デイズ・フェスティバル」を完全レポート!

先日発売されたゴリラズの新作『ヒューマンズ』。このアルバムより先に彼らのカムバックを知らせるニュースとなったのが、「デーモン・デイズ・フェスティバル」の開催発表であった。
その時点で確定していたアクトは、ヘッドライナー兼主催であるゴリラズだけだったにも関わらず、チケットは全て即完売。彼らの7年ぶりのライブへの期待値の高さを伺わせた。

会場は英国東部の海沿いの町マーゲイトにある「ドリームランド」。レトロな佇まいの遊園地という立地は、今作のコンセプト「世界の終わりのためのパーティ」に妙にマッチしていた。

ゴリラズ主催の「デーモン・デイズ・フェスティバル」を完全レポート! - pic by MARK ALLANpic by MARK ALLAN

フェスのアクトは、ほぼ全てがゴリラズのコラボレーターたち。メインステージでは、本日ヘッドライナーに次ぐ客入りを見せたデ・ラ・ソウルがベテランの域のコール&レスポンスで会場を沸かせる一方、セカンド・ステージでは、リトル・シムズやダニー・ブラウンがアーバンなビートに乗せ爆発的なエナジーでリリックを紡ぎ、入場規制がかかるほどの過熱ぶりを見せていた。

ゴリラズ開始時間となり、ステージには秘密結社のような格好をした黒ずくめの一団が出現。衣装を取ると、彼らこそがバンドメンバーであった!フロントマンであるデーモン・アルバーンの指揮のもと、“アセンション”ではヴィンス・ステイプルズ、“サターンズ・バーズ”ではポップカーン、“モーメンツ”ではデ・ラ・ソウルと、ゲストたちが次々に登場。

一方で、ステージセットやスクリーンに投影される映像の演出は、バンドの持つビジュアルコンセプトを余すところなく表現。バンド自らフェスを主催することで、これまで創作してきた音楽と映像を、ついにベストな形でライブとして届けられるようになったのだ。

ゴリラズ主催の「デーモン・デイズ・フェスティバル」を完全レポート! - pic by MARK ALLANpic by MARK ALLAN

中盤に入っても勢いは止まらない。“チャージャー”ではデーモンがステージから降り、観客を煽る。ケレラの美しいボーカル、グレアム・コクソンの宇宙的に歪んだギター、弾丸のようなダニー・ブラウンのラップ。この3つが揃った完全版“サブミッション”は間違いなく今夜のハイライトのひとつだろう。日没前、遊園地がライトアップされ始めたマジックアワーに響く“バステッド・アンド・ブルー”のメランコリックな旋律は、ため息が出るほど美しかった。

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次のページいよいよ終盤へ! 観客が最大のシンガロングで応えたその曲とは?
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