川崎CLUB CITTA'で行われたsumikaのホーム編のトップバッターを務めたフレデリックの三原健司(Vo・G)は、「sumikaは丁寧なバンド」だと話していた。
そしてトリを務めたsumikaの片岡健太(Vo・G)は、フレデリックに対して「フレデリックは真面目なバンド」だと語った。
それは上辺だけを掬って出した評価では決してなく、相手の音楽への姿勢、ライブアクト、ファンへの想い、メンバーの人間性――そういったバンドを取り巻く全ての要件を深く理解して出した、互いの本気の評価だった。
信頼関係は目には見えないが、音やアクトにはきちんと表れる。そんな2バンドの本音のぶつかり合いが、耳に身体に心に気持ち良く刺さったアクトだった。
後日、改めてレポートします。(峯岸利恵)