6月21日から25日(現地時間)に開催されたグラストンベリー・フェスティバルに出演したリアム・ギャラガーが、同ステージでオアシスの“Don’t Look Back In Anger”を初めて自分自身で歌った理由について語った。
24日に出演したリアムは、「次の曲はマンチェスターやロンドンのテロで、グレンフェル・タワーの火災で亡くなったすべての人たちに捧げる。歌詞を知ってたら、一緒に歌ってくれ」と言うと、“Don’t Look Back In Anger”をアカペラで披露したという。
オアシスのライブでは常にノエルが歌っていた同ナンバーを、リアムが歌ったのは今回が初めてとなった。
For the victims of Manchester and London attacks, and #GrenfellTower
— BBC Music (@bbcmusic) 2017年6月24日
For the first time EVER, @LiamGallagher sings Don't Look Back in Anger pic.twitter.com/bQZjcV5Dos
ステージ後、「BBCレディオ1」のDJ、ジョー・ワイリーのインタビューを受けたリアムは、その中で“Don’t Look Back In Anger”を歌った理由について次のように語っている。
「これまであの曲を俺が歌ったことはなかったんだ。でも今はあの曲はみんなのものになってるだろ、なぜなら世界中でクソみたいなことがたくさん起こってるからさ。だから考えたんだよ、『もしあいつ(ノエル)がみんなのために歌わないっていうんだったら、俺がやろう』ってね。実際うまく歌えたと思うよ」
リアムのインタビュー映像はYouTubeで観ることができる。
なお、リアムのステージの前日の23日にグラストンベリーで上映されたオアシス映画『スーパーソニック』のプレゼンターとして出演したノエル・ギャラガーも、Q&Aセッション中にアカペラで“Don't Look Back In Anger”を歌っていた。
その様子はファンがインスタグラムに投稿している。
https://www.instagram.com/p/BVsmN_qgQCl/
リアムのグラストンベリーでのセットリストは以下。
1. Rock 'n' Roll Star
2. Morning Glory
3. Wall of Glass
4. Greedy Soul
5. Bold
6. D'You Know What I Mean?
7. Slide Away
8. I Get By
9. You’d Better Run, You’d Better Hide
10. Universal Gleam
11. Be Here Now
12. Don't Look Back In Anger
なお、リアム・ギャラガーのソロ・デビュー・アルバム『As You Were』は10月6日にリリースが予定されており、予約注文の受付がすでに開始されている。
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