『シュタゲ』オカリンに扮した古川雄輝、『イタキス』から『僕街』まで語る!

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今冬公開予定のドラマ『僕だけがいない街』や、来年公開予定の映画『曇天に笑う』など、マンガやアニメの実写化作品への出演が今後も控える俳優・古川雄輝。現在発売中の『H』(120号)では、そんな古川がこれまで演じた二次元キャラクターたちへの思いや、原作のある映像化作品への真摯な姿勢を語るインタビューを掲載。また、古川が好きなアニメのひとつである『STEINS;GATE』の主人公・岡部倫太郎に扮した、スペシャルフォトセッションも披露している。

初めてマンガ原作ものとして出演した映画『高校デビュー』では、自分の演技を模索しながらの挑戦だったと語る古川。さまざまな役を経ていく中で演技のバリエーションが増え、演じることの難しさを感じるとともに、それを乗り越えるための対処法を自分で分析するようになったという。

「マンガ原作の作品はもともとキャラクターが存在しているので、それに近づける方向性に持っていけるからヒントは多いですね。それを一番意識したのが『イタズラなKiss』の入江直樹くんでした。(中略)マンガのファンのイメージに近づくために原作の描写を細かく見るようにしていますね。台本ができた時『このセリフはマンガそのままだな』『これをリアルにやったらどこまで大丈夫かな』と作品のテイストも考えるようにしています」

出来上がった脚本を現場でどう演技するのか突き詰めて考えつつ、さりげない仕草やポーズでキャラクターを表現することにも古川独自のこだわりがあるという。

「『ライチ☆光クラブ』のゼラを演じる時、一番はじめに監督と話したのはポージングをどうするかってことで、マンガでやってたゼラのポーズをどこまで実際に演じたらいいのか悩みました。(中略)動作ひとつひとつでキャラクターが決まってくると思うので、そこはよく話し合います」

原作も尊重した芝居を追求する古川だが、アニメやマンガを観ながら、実写化されたらこの役をやりたいと想像することもあると語る。

「でも、『シュタゲ』に関してはできる役はないなと思っていて(笑)。好きなアニメで自分ができそうなキャラクターがいないと『ああーっ!』ってなっちゃいます(笑)」

原作、脚本、映像を俯瞰して考えながら、独自のさじ加減で自身の演技を追求し続けている古川。彼の二次元コンテンツへの愛情と、演技に対する真剣な思いが語られた必読のインタビューだ。

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