アーケイド・ファイアのウィン・バトラー、新作の批評に「僕はラップなんてしてない」
2017.08.02 17:45
7月28日にニュー・アルバム『エヴリシング・ナウ』をリリースしたアーケイド・ファイアだが、フロントマンのウィン・バトラーが同新作への批評に対しコメントしている。
『エヴリシング・ナウ』の批評の中にはこの作品の中でウィン・バトラーがラップをしていると記述されたものが多く見られたといい、Apple Musicのラジオ「Beats1」のインタビューの中でウィン・バトラー本人がそれを否定している。
「僕が楽曲の中でラップをしているっていう前提で語られてる新作批判の評を目にするたび、ラップをしているっていうのは事実ではないし、みんなラップっていうのが何なのか知らないんだなって思うよ。ボブ・ディランはラップをするけど、僕はしない」と話したウィン・バトラーは、続けて以下のようにも語っていた。
「こういう話って、何ヶ月も前からコピー&ペーストされ続けて、いつの間にか真実になっちゃうものなんだよね。見てると本当に面白いよ。ポスト・トゥルースみたいなもので、僕がこの作品でやってるのはラップじゃないし、ラップってこういうものじゃないけど、繰り返しこれがラップだって聞かされるとそれが真実になっちゃうんだ」
ウィン・バトラーのこの発言は、「Beats1」がYouTubeに公開している映像で聞くことができる。
関連記事はこちら。