アーケイド・ファイアのリチャード、新曲に込められた「日本のイメージ」を語る

アーケイド・ファイアのリチャード、新曲に込められた「日本のイメージ」を語る

7月28日にニュー・アルバム『エヴリシング・ナウ』をリリースしたアーケイド・ファイアだが、メンバーのリチャード・パリーが日本独占インタビューの中で、日本好きな自身の日本滞在中の過ごし方について、また、アルバム収録曲に日本のカジノをイメージした楽曲があることを明かしている。

収録曲“Infinite Content”ではニューオーリンズのカジノで録音したサンプルを使用したと言い、以下のように話した。

それ(ニューオーリンズのカジノのサンプル)を聴いた時、「日本のパチンコ屋っぽい!」ってみんなで話したんだよね。そこから、いかにもカウボーイ風の格好をしたカントリー・ミュージシャンが、日本のカジノで、バンド代わりにコンピューターでエレクトロニックな音を鳴らしながら独りで歌っているーーというヘンテコなイメージが生まれた。実際そのイメージをある程度意識して曲を作ったよ。



また、“Creature Comfort”に関しても、「あと、“Creature Comfort”で聴こえる風鈴の音も、日本ぽいなあと感じたっけ。これもまた、ニューオーリンズで録音したんだけど」との発言もあったという。


また、日本好きなリチャードは来日の際の過ごし方についても以下のように語っている。

僕にとって日本でプレイするのは……なにも君が日本人だからそう言ってるわけじゃなくて、ものすごく楽しみなことなんだ。多分、僕が世界で一番好きな場所のひとつだよ。いつも滞在を延ばして日本中を旅していて、3年前はフジ・ロックのあと数人の友達と一緒に京都まで行った。

そして道中で高山にも寄って、温泉を巡って、山登りもしたし、本当に楽しかった。そんな調子で、行く度にさらに日本が好きになる。特に3年前は、これまででも一番観光客っぽい旅をしたかもしれない。自転車でもあちこちに行ったし……最高の時を過ごしたよ。


なお、次の来日についても「今年はもうすでにクリスマス前までほぼ埋まっていて、今まさに来年のスケジュールを調整しているところなんだけど、絶対に行くからね!」との発言もあったようだ。

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