ライブ中の事故で骨折のマリリン・マンソン、事故当時を回想。「想像を絶する痛みだった」

ライブ中の事故で骨折のマリリン・マンソン、事故当時を回想。「想像を絶する痛みだった」

ニューヨークのハマースタイン・ボールルームで行っていたライブ中、ステージ上の事故によって怪我をしたマリリン・マンソンだが、「Yahoo! News」のインタビューの中でこの日の事故について回想している。

この日“Sweet Dreams (Are Made of These)”のパフォーマンスを行っていた最中、ステージに設置された2丁の拳銃を模した巨大なセットが倒れたことにより脚の骨を骨折したというマンソンは、事故後すぐにニューヨークの病院に緊急搬送され、10月以降に予定されていたツアーの一部延期を発表していた。


事故について、マンソンは以下のように語っている。

(当日の)映像は最近見たばかりなんだ。傍から見ても恐ろしかっただろうなって分かったよ。もちろん俺自身も怖かったしね。セットが安全な作りじゃなかったってことなんだから。(中略)俺はセットに登ろうとしたわけじゃなかった。でもセットが倒れてきて、手で押し戻そうとして、逃げ遅れたのさ。俺の脚の上にセットが倒れてきて、腓骨を2箇所骨折した。想像を絶する痛みだったね。


また、開始したばかりのツアーを延期せざるを得なくなったことで感じているもどかしさについても、以下のように心中を明かしている。

何がイライラするかって、今自分がステージに立ってないことだよ。俺は(新作をリリースしたばかりの)今、ステージに立つべきなのに。しかもギプスを付けてちゃ、ツアーの高揚感みたいなものも言葉にしづらいよ。もう一回エンジンをかけようとしてたとこで中断させられちゃったんだから。でもすぐ復帰する予定だし、(ツアーを再開した時には)スタートの時と同じくらいエキサイティングなものにするつもりだよ。


なお、延期が発表されていたツアーの一部の日程については来年1月に振替公演が行われることが発表されている。
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