ブルース・スプリングスティーン、亡くなったトム・ペティとの共通点を語る

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  • ブルース・スプリングスティーン、亡くなったトム・ペティとの共通点を語る - トム・ペティ公式ツイッター(@tompetty)より

    トム・ペティ公式ツイッター(@tompetty)より

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10月2日に他界したトム・ペティだが、ブルース・スプリングスティーンが彼との共通点について「Rolling Stone」誌に語っている。

ブルースやカントリー、ポップ・ミュージックなどを吸収し、70年代以降のアメリカのモダン・ロック・サウンドを作り上げたという点で二人は共通点が多い。そんなトムとの共通点についてブルースは次のように述べている。

トムは俺は同じ世代なんだ。二人とも一緒のロックンローラーを体験してきたんだよ。だから、お互いにすごい近さを感じるんだよね。(同じ世代で)今も現役で活動してる連中はもうそんなにいるわけじゃないし、トムとザ・ハートブレイカーズにはものすごく親近感を感じるよ。俺たちは大体、同じ頃に活動を始めたんだ。影響を受けてるものも、かなり共通しているしね。方向性だけがちょっと違ってたんだけど、それでもやってることが重なる部分はたくさんあったよ。

トムはものすごく長い間率いてきたバンドを持っていて、(ギタリストの)マイク・キャンベルとは固い絆で結ばれていた。それは俺と自分のバンドとの絆のようなものだったんだ。そのマイクがパティ(ブルースの妻。ブルース率いるEストリート・バンドにてボーカルとギターを担当)の1stソロ・アルバム『ランブル・ドール』(1993年)のプロデューサーをやってくれたんだからね。


その一方で自分とトムとの違いについては次のように語っている。

トムはすごい正統派なんだよ。古典的なロックの形を厳格に守ってたから。俺はそこから少し脇に逸れて、他のものもやってきた。でも、ハートブレイカーズが魅力的で刺激的だったのは、そのスタイルへのこだわりなんだよ。ちょっと60年代のすごいバンドみたいなところがあったんだよ、ザ・ビートルズみたいなさ。そこが俺はすごく羨ましかったな。っていうのも俺たち(Eストリート・バンド)がギターを押し出そうとした時、上手くいかなかったからなんだ。それに対してハートブレイカーズは本物のギター・バンドだったからね……。

音楽も見事に書かれて、構成も見事だったよね。それにロックの過去の名作をしっかり聴き込んでたし。だけど、トムの独特のアプローチと性格、構想のおかげで、現代的な切り口にも挑戦していたんだよ。


また、“Here Comes My Girl”など、日常生活への不満を綴りながら、交際相手の女の子が登場するとすべてがどうでもよくなる男子の心情を歌うなど、トムの女性キャラクターの扱い方が独特だったことについてもブルースはこう解説している。

(女性キャラクターは)すごくユニークな書き方だったよね。ちょっと他にはないやり方だったと思うし、しかも、そういう曲がトムの一番の名曲になったりもしているんだ。"Here Comes My Girl"は俺の一番好きな曲のひとつだよ。"American Girl"もそうだけど(幻覚剤を試した女子大学生が空を飛ぼうと13階の寮のベランダから落下したという、フロリダ大学の都市伝説の主人公について歌っている)。特に"Free Fallin’"なんかも女の子が主人公として登場していて、かなり独創的なアプローチだったよね(その彼女を捨てようとしている歌い手の自分という設定)。


また、一番好きなアルバムをあえて挙げるとしたらどれかという問いには次のように答えている。

昔、トムがジミー・アイオヴィン(ジョン・レノン『心の壁、愛の橋』やブルースの『明日なき暴走』『闇に吠える街』『ザ・リヴァー』などにエンジニアとして参加。プロデューサー業を経てインタースコープ・レコードを設立し、その後はビーツ・エレクトロニクスやアップル・ミュージックを立ち上げたことでも有名)と作った『破壊』になるね。でも、ちょっと変わった作品も好きだったよ。『サザン・アクセンツ』とか『ワイルドフラワーズ』とかね。妻は特に『ワイルドフラワーズ』が好きなんだ。あの穏やかさが本当にいいんだ。特に"Wildflowers"は本当にきれいな曲だね。トムの曲については夫婦で大好きな曲がたくさんあるよ。

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