現地時間11月18日にAC/DCが発表したマルコム・ヤングの逝去にあたり、オジー・オズボーンやトム・モレロ、デイヴ・ムステインらが追悼のコメントを発表した他、ガンズ・アンド・ローゼズも追悼のパフォーマンスを行い、バンドの公式SNSで一部の映像を公開している。
「Rolling Stone」や「The Guardian」によると、マルコム・ヤングはここ3年ほど認知症のため治療を受けていたのだという。
多数のアーティストによる追悼のコメントは以下。
オジー・オズボーン
「(AC/DCから)友がさらにまた亡くなったことを知り、本当に悲しい。マルコム・ヤングは悲しみと共に惜しまれることだろう。神のご加護を」
トム・モレロ
「AC/DCのマルコム・ヤング、ロックンロールのパワーと共に安らかに。ロックンロールの歴史上、ナンバーワンのリズムギタリストだった。すべてにありがとう」
デイヴ・ムステイン
「耐えられない……マルコムが亡くなったなんて、おかしくなりそうだ。こんなのってないよ……」
スラッシュ
「ロックンロール界にとって、途方もなく悲しい日だ。マルコム・ヤングよ、安らかに。彼への追悼のため、黙祷を捧げよう」
ポール・スタンレー
「AC/DCの原動力が亡くなってしまった。時に過小評価されていたアイコンの悲劇的な最期。偉大なレジェンドの1人だった。安らかに」
ニッケルバック
「安らかに、マルコム。お別れの言葉を捧げます(『悪魔の招待状(For Those About to Rock We Salute You)』にかけて」
マイク・ポートノイ
「ああ……オーストラリアのブリスベンで公演を終えたばかりで、マルコム・ヤングが亡くなったという衝撃的な報せを受けた。なんとも悲しすぎる……最高のリズムギタリストの1人だった」
ガス・G
「マルコム・ヤングよ、安らかに。史上最高のロックンロール・バンドの創始者だ」
レイ・ルジアー
「マルコム、安らかに……長い間素晴らしい音楽を聴かせてくれて、そして僕たちに最強のロックを教えてくれてどうもありがとう」
さらに、ガンズ・アンド・ローゼズは現地時間11月18日にカリフォルニア州のサクラメントでの公演でマルコム・ヤングへの追悼パフォーマンスを行った。ボブ・ディランの“天国への扉”とAC/DCの“Whole Lotta Rosie”のカバーを披露している。
「マルコム・ヤングに捧ぐ。深く惜しまれることだろう」
なお、フー・ファイターズも現地時間18日のメキシコシティ公演で追悼パフォーマンスを行い、AC/DCの“Let There Be Rock”のカバーを披露している。
Foo Fighters - Let There Be Rock (AC/DC cover)