RADWIMPS、新曲“Mountain Top”を日中共同製作映画『空海―KU-KAI―』主題歌に書き下ろし

  • RADWIMPS、新曲“Mountain Top”を日中共同製作映画『空海―KU-KAI―』主題歌に書き下ろし
  • RADWIMPS、新曲“Mountain Top”を日中共同製作映画『空海―KU-KAI―』主題歌に書き下ろし - 映画『空海』メインビジュアル ©2017 New Classics Media, Kadokawa Corporation, Emperor Motion Pictures Shengkai Film

    映画『空海』メインビジュアル ©2017 New Classics Media, Kadokawa Corporation, Emperor Motion Pictures Shengkai Film

  • RADWIMPS、新曲“Mountain Top”を日中共同製作映画『空海―KU-KAI―』主題歌に書き下ろし
  • RADWIMPS、新曲“Mountain Top”を日中共同製作映画『空海―KU-KAI―』主題歌に書き下ろし - 映画『空海』メインビジュアル ©2017 New Classics Media, Kadokawa Corporation, Emperor Motion Pictures Shengkai Film
RADWIMPSが、2018年2月24日(土)に日本公開になる映画『空海―KU-KAI―』の主題歌を担当する。

同作は、日中共同製作映画として史上最大のプロジェクトとのこと。監督は、カンヌ国際映画祭パルム・ドールやゴールデングローブ賞など多数の受賞歴のあるチェン・カイコー。RADWIMPSはチェン・カイコー監督と綿密なディスカッションを重ね、本作のために主題歌“Mountain Top”を書き下ろしたという。


【RADWIMPS・野田洋次郎 コメント】
今回、チェン監督の映画『空海―KU-KAI―』に参加させて頂きました。
楽曲のディスカッションをするため日本でお会いした際、監督のビジョン、エネルギーやパッションがその語り口から溢れでてくるのが印象的でした。監督がこの作品で描きたかった熱量に負けないよう、僕たちも楽曲を作らせて頂きました。
その圧倒的なセットやキャスト、映像技術が駆使されていますがストーリーの根幹は何百、何千年と変わることのない人間の本質的な美しさ、醜さ、理性と本能の間で絶えず揺れ続ける様でした。歴史大作ではありますが『今』の僕たちの物語だと思いました。この映画を完成させた監督に敬意を表します。
僕が今まで見たことのない映画がここにはありました。是非、お楽しみください。

【チェン・カイコー監督 コメント】
映画『空海―KU-KAI―』は、運命的で、台風のような作品になっている。
そのように喩えるなら、野田洋次郎の歌はまるで、暴風雨の後の虹のように響く。
虹は、強い風や雷鳴の激しさに揺らぐことなく、焦がされた世界を静かな美しさで彩るのだ。

【プロデューサー椿氏 コメント】
クランクアップ間近の昨年末、製作総指揮のひとり角川歴彦が撮影現場を訪問しました。折しも、中国では『君の名は。』が大ヒット公開中で、監督との会話の中でその話題になり角川がその場でRADWIMPSが手がけた『君の名は。』の楽曲を聴かせたことがきっかけとなりました。監督が楽曲をとても興味を持った様子をみて、角川が「興味があれば、彼らに主題曲の依頼をしてみたらどうか」と提案しました。数日後、監督から「彼らと組んでみたい」という連絡がきたのです。監督とRADWIMPSのミーティングが東京で実現しました。彼らは監督が多く語らずとも、この作品の根底に流れるテーマを深く理解しているようで、監督は『組める』と確信を掴んだようでした。
その後、多くのやりとりの中で完成した楽曲を聴いて、監督が一貫して追求する芸術性とこの作品特有のエンタテインメント性の両面をドラマチックに昇華する素晴らしい楽曲だと感じました。その効果こそチェン・カイコー監督が希望していたものでしたので、最高のコラボレーションが生まれたと思います。



夢枕獏の『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』を原作とする同作の主人公の僧侶・空海を演じるのは、本作が海外作品初主演となる染谷将太。空海の相棒となる詩人・白楽天は、中国の俳優ホアン・シュアンが演じるほか、中国唐代の皇妃・楊貴妃は、女優チャン・ロンロン、さらに、もう一人の日本人・阿倍仲麻呂は阿部寛が演じる。また、松坂慶子や火野正平など、日中の俳優が集結しているとのこと。

1200年以上前、日本から遣唐使として中国・唐へ渡った空海が、知り合った白楽天(のちの白居易)との交流を深めていく中、ふたりは長安の街で起きた怪事件を探るうち、約50年前に同じく唐に渡った、カギを握るもう一人の日本人・阿倍仲麻呂の存在を知る。玄宗皇帝の時代、楊貴妃の命を案じた阿倍仲麻呂は何を知っていたのか。空海と白楽天のふたりはやがて、歴史に隠された哀しき運命と対峙することとなる――というストーリーとなっている。

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