リル・ピープの死因が明らかに。鎮痛薬や抗不安薬の過剰摂取により「偶然」起こった死

リル・ピープの死因が明らかに。鎮痛薬や抗不安薬の過剰摂取により「偶然」起こった死

現地時間11月15日に21歳で急死したリル・ピープの死因が明らかになった。ピープは自身のツアー中、アリゾナ州ツーソンでのライブの直前にツアー・バスの中で亡くなっているところを発見された。

アリゾナ州ピマ郡の検視官によると、ピープの死は鎮痛麻薬のフェンタニルと抗不安薬ザナックスの過剰摂取によるものであり、「偶然起こってしまった死」であるという。

ピープはSoundCloudで公開した音源で注目を浴び、「ヒップホップ界のカート・コバーン」とも称されていた。全身タトゥーで覆われたビジュアルや、過激な歌詞、ローファイやエモといったロック・サウンドを取り入れたヒップホップ・サウンドで「エモ・ラッパー」とも呼ばれたピープは、今年8月にデビュー・アルバム『Come Over When You’re Sober, Pt. 1』をリリースしたばかりだった。

Lil Peep - The Brightside

現地時間12月2日には故リル・ピープの追悼式がニューヨーク州ロングビーチにて行われている。ピープの祖母ジェニーと母リザや友人らが追悼のスピーチを行った他、グッド・シャーロットによる追悼パフォーマンスなどが行われた。

なお、「The Guardian」などはこのリル・ピープの死をアメリカにおける処方薬濫用の象徴的な症例として指摘。アメリカでは近年、こうした処方薬の抗鬱剤や鎮痛剤の濫用と依存症が問題となっており、大統領経済諮問委員会の最新の発表ではこうした処方薬濫用による死亡例はここ10年で倍増していることも明らかになっている。

【追悼リル・ピープ】21歳の死が、ヒップホップ界にはびこる薬物依存の問題を浮き彫りに
11月15日に急死したリル・ピープだが、その死因が大きな波紋を投げかけている。 SoundCloudで公開した音源で注目を浴び、メロディアスだが暗いボーカルやラップとインディ・ロック的なサウンドとトラップ・ビートを融合したサウンドを打ち出し、いわゆるエモ・ラップの旗手としても注目され…
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