第33回「Rock & Roll Hall of Fame(ロックの殿堂)」の選考結果が発表され、ファン投票でも1位を獲得していたボン・ジョヴィの「ロックの殿堂」入りが決定した。この結果を受け、ジョン・ボン・ジョヴィがコメントをしていたことがわかった。
デビューから25年以上が経過したアーティストがノミネートの対象となる「ロックの殿堂」だが、「The New York Times」によるとバンドは選考対象となった2008年より10年を経ての殿堂入りとなっている。
ジョン・ボン・ジョヴィは「安心したかって? そりゃあね。感激してるかって? もちろんさ。でも、やっとこの時が来たかっていう気持ちだね」と、約10年を経ての殿堂入りへの思いを明かしていたという。
さらに以下のようにも語っていたようだ。
僕たちは「あの人は今?」ってタイトルのツアーに出てるわけでもないし。最後のツアー3つはかなり大規模なワールド・ツアーだったからね。みんなが僕たちを見に来てくれて、持ち曲もたくさんある。(ワールド・ツアーをやれていることに)驚きはない。ただ、感謝の気持ちはあるね。
なお、同じく「ロックの殿堂」入りを果たす5組の中にはニーナ・シモンも名を連ねている。1950年代から活動をはじめ2003年に逝去したニーナ・シモンは、今回初めてのノミネートを受け、没後14年で殿堂入りを果たすことが決定した。
第33回「ロックの殿堂」に選出された5組は以下。授賞式は2018年の4月14日にオハイオ州クリーブランドにて開催される。
ボン・ジョヴィ
ザ・カーズ
ダイアー・ストレイツ
ムーディー・ブルース
ニーナ・シモン