【速報】ポール・ウェラーをEX THEATER ROPPONGIで観た!

【速報】ポール・ウェラーをEX THEATER ROPPONGIで観た!

ポール・ウェラー、約3年ぶりの来日ツアーのファイナルとなったEXシアター公演。アンコール2回を含む2時間ちょいのステージで30曲近くプレイするというフルボリューム、と言うか30曲近くやってなお2時間ちょいで収まるという密度が凄かった。ほとんどブレイクなしでガンガン弾いて歌って動き続けるウェラーのせっかちスタイルは未だ健在。

新作『ア・カインド・レボリューション』をメインとしたソロの各年代のナンバーと、スタカン、ジャムのナンバーを贅沢に重ねていくキャリア40年の集大成セットだけれど、単に40年分の歴史を振り返るのではなく、2018年のウェラーの必然として歴史を引っ張り上げ、サウンドをリニューアルしていくこと、あくまで彼の「今」が前面で鳴っているのが素晴らしいのであって、これぞ超現役の生ける伝説=ポール・ウェラーの真骨頂なのだ。

ちなみにウェラーは毎日セットリストをマイナーチェンジしていて、今日は恐らくジャムのナンバーを最も手厚くプレイした公演だったのではないか。アコースティックセットでやってくれたあの曲は今回の来日では初披露!でもそのかわりにあの曲はやらなかったり、あれも聴けなかったりするのだから、たとえ30曲やってくれても足りない!と、贅沢な悲鳴を上げたくなるライブだった。(粉川しの)
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