2017年に活動50周年を迎えたエルトン・ジョンが、キャリア最後のツアーとなる「Farewell Yellow Brick Road」の開催を発表した。
このツアーは、2018年9月に始まり5大陸で300公演以上を予定、3年をかけ2021年に終了する予定となっている。エルトン・ジョンの公式サイトによると、ツアーの初演として9月8日のペンシルベニア公演が予定されている。
「The Guardian」によれば、ツアーの引退を決定した理由は健康上の問題ではなく、家族を優先するためなのだと以下のようにコメントしているという。
300公演もやろうとしてる人の引退理由が、健康の問題なわけはないからね(笑)
僕が(ツアーを)終える頃には、子どもたちがそれぞれ10歳と8歳になる。一番大事な時期だよね。だから、その時期を見逃したくないんだ。彼らにも(その時期に)僕の不在を経験してほしくないしね。
第60回グラミー賞授賞式に出演予定のマイリー・サイラスと共にパフォーマンスを披露する予定のエルトンだが、授賞式の2日後にはエルトンのトリビュート・コンサート「Elton John: I'm Still Standing—A GRAMMY Salute」も行われるという。このコンサートでは、エルトンが自身の長年のソングライティングのパートナーであるバーニー・トーピンと共に「Recording Academy President's Merit Award」を受賞する。
なお、「Farewell Yellow Brick Road」開催の発表はニューヨークのゴッサムホールからライブストリーミングにて行われた。映像はYouTubeで観ることができる。
https://www.youtube.com/watch?v=9r6NI9m_IxM&feature=youtu.be