ニック・ケイヴが自身のバンド、ザ・バッド・シーズとともに行った最新ツアーの模様を収めたコンサート映画『Distant Sky - Nick Cave & The Bad Seeds Live in Copenhagen』が、4月に全世界で一夜限りで上映されることが明らかとなった。

レディオヘッド、ビョークなどの映像作品を手掛けるDavid Barnardが監督を務めた同映画は、最新作『スケルトン・ツリー』を引っさげて昨年10月に行われたコペンハーゲン公演の模様を収録している。

映画は4月12日の一夜限り、全世界の映画館で上映される予定。なお、現在同映画の日本での上映は決まっていない。


ニック・ケイヴは以前、最新作『スケルトン・ツリー』の制作過程を追ったドキュメンタリー映画『One More Time With Feeling』を公開していた。

こちらの映画は、アカデミー賞にもノミネートされた『ジェシー・ジェームズの暗殺』などで知られるアンドリュー・ドミニクが監督を務めており、ニック・ケイヴが最新作『スケルトン・ツリー』を制作している最中、息子が不慮の事故により亡くなったことを機に作られた作品となっている。