2006年の『10,000デイズ』以来となるニュー・アルバムについて、1月のインタビューの中で「理想としては」5月に予定しているライブの前にリリースしたいと語っていたトゥールだが、メイナード・キーナンが自身のTiwtterにて制作の進行状況を明らかにしている。
アルバムの制作は最終段階に入っているようで、メイナードは以下のようなツイートを投稿した。
「11年ずっとお願いしてきたことなんだけど、メンバーたちから“ファイナル”って書かれた曲のファイルがやっと届き始めた。理屈としては、(ファイルが)俺の手に渡って、俺がそのデータをもとにストーリーとかメロディーを作ってる間、データの内容が作り変えられてしまうことはない。理屈としてはね。まあ、まだ来てないファイルが1つあるんだけど」
「それでもだいぶ進んでるよ。歌詞とメロディーは、その1つを除いて100パーセント出来上がってる。今度レコーディングする予定だよ。完成からは結構遠いけど、近づいてはきてる。その間、4月20日にリリースされるア・パーフェクト・サークルの新作を聴いておいて」
一方で、元スキッド・ロウのセバスチャン・バックがトゥールのスタジオに遊びに行った際の写真をSNSに投稿し、「(新曲は)全部7分以上で、20分超の曲もある」ことを明かしている。コメントの一部は以下。
「めちゃくちゃラッキーだよ! 昨日、トゥールの本部/リハーサル・スタジオでトゥールのメンバー4人のうち3人に会ったんだ! 俺だけのために、ボーカルなしのショーを開いてくれたんだ!
打ちのめされるような曲もあって、ものすごく丁寧なマッサージを受けてるような気持ちになったよ! 全部7分以上で、20分超の曲もあったよ」
セバスチャンのコメントの通り、先日にはドラマーのダニー・ケアリーも「新曲は長いね。長すぎる! 間違いなくラジオの尺には収まりきらないね!」と話していた。
なお、以前にはトム・モレロもトゥールのスタジオに顔を出した際の写真をシェアし、聞かせてもらったという曲について「壮大で荘厳で交響曲みたいな趣もありつつ荒々しくて、美しくて、トライバルな感じもあって、幻想的で、深くて、セクシーで、つまり、超トゥールっぽかった」と語っていた。