結成50周年を記念し10月にメンバー共同プロデュースによるアート・ブックを発売することを発表したレッド・ツェッペリンだが、ロバート・プラントが「The Current」のインタビューに答え、「どこかで」バンド結成50年の祝賀会を行う可能性を示唆した。
ジミー・ペイジが(ツェッペリン50周年に向け)音源再発や未公開音源のリリースの可能性についてコメントしていることを指摘した上で、インタビュアーは「少しでもいいから、バンドが何を計画しているか教えてくれないか」と質問。
プラントは「そうだね、みんなで集まって話そうって計画はあるんだ」と以下のように明かした。
でもそもそも、まだ誰も聞いたことが無い音源を探すことがすごく難しいんだ。それにバンドの50周年ってだけじゃなくて、2018年はジョン(・ボーナム)が亡くなってから38年になる年だしね。レッド・ツェッペリンの何が素晴らしいって、自分たちで自分たちの歴史をまとめてないところだよ。つまり、ただ街から街に移動して、歌ったりギターを弾いたりしてただけなんだ。後は自分たちの生活に戻ってね。
バンドのメンバーの生活を記録するって言う考え方は……僕たちがもっとちゃんと考えられるものがあればと思う。でも、(バンドの)写真なんかをまとめた本は出る。その中のいくつかのものは面白いと思うんだ。
音楽に関しては、何らかちょっとしたものはあるよ、でもアルバムとかそういうものではない。でもお祝いする場はあると思う、どこかできっとね。
なお、ジミー・ペイジは英「Planet Rock」のインタビューの中で今後のリリースについて以下のように語っていた。
新たなマルチ・トラックをリリースするために、レコーディングをやってるんだ。これまでに発表してきたものとはまったく違っている。『伝説のライヴ』や『レッド・ツェッペリン狂熱のライヴ』とはまた視点が違う作品だね。早く聴いてほしいよ。
他にも色々と、いくつもリリースの予定がある。この先10年のスパンで出していく予定だ。まだまだ新しい発表があるよ。
ペイジは以前にも別のインタビューで、2018年中には「サプライズの予定が色々とある」と語っており、「誰も聴いたことがない」音源のリリースも示唆していた。今後のサプライズに期待したい。