ザ・クリブス、ジョニー・マー参加の新曲披露!

ザ・クリブスが2月4日にグラスゴーのABCにて、UKツアーの初日を大盛況のうちに終えた。ソールド・アウトしたこのライブでは、ジョニー・マーが作曲に関わったいくつかの新曲も初披露された。

1曲目からいきなり新曲の“We Were Aborted”を演奏した彼らは、2008年に正式加入したジョニー・マーとともに、前作より荒くエッジーなギター・サウンドを披露。他にも、“Hari Kari”、“Victims Of Mass Production”、“We Share The Same Skies”、“Cheat On Me”などを演奏。

特に、“Cheat On Me”を始める前に、ジョニーが「次の曲は、本当にスゴいよ」と観客に呼びかけると、熱狂的な歓声とともに、「ジョニー・マー!」コールが沸き起こったそう。

新曲のみならず、“Another Number”“Mirror Kisses”など、過去の人気曲も惜しげもなく演奏した彼ら。“Be Safe”を演奏した際には、同時進行でソニック・ユースのリー・ラナルドの録音済みのボーカルを映像とともに流す面白い演出も見られた。

フルハウスの観客の中には、ケイト・ナッシュの姿も。彼らが見守る中披露された新曲の中でも、特に“Hari Kari”でのジョニー・マーのギターが、楽曲にさらなる重みと迫力を与えていたという印象で、ザ・クリブスの新しいモードがしっかりと感じられた。

ゲイリー・ジャーマンは、“Wrong Way To Be”で幕を閉じる直前、「新曲を披露したのは今日が初めてなんだ。グラスゴーを特別扱いするのが好きなんだ」と述べ、ファンを喜ばせた。(ただし、“Victims Of Mass Production”は2008年のライブでも披露していたことがあるそう)

最後は、お決まりの激しいステージ・アクションで幕を閉じた。ライアンは自分のスニーカーを観客に投げ入れ、メンバーは残響音が鳴り続けるなか、ステージを去ったという。

この夜のセットリストは以下のとおり。

We Were Aborted
I’m A Realist
Hey Scenesters!
Don’t You Wanna Be Relevant
We Share The Same Skies
Ive Tried Everything
Cheat On Me
Our Bovine Public
Womens Needs
Hari Kari
Another Number
Mirror Kissers
Victims Of Mass Production
Mens Needs
Be Safe
Moving Pictures
Wrong Way To Be

(c) NME.COM / IPC Media 2008/ 2009
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