ストリーミングの登場で楽曲タイトルが短くなった? 米エンジニアが研究結果を発表

ストリーミングの登場で楽曲タイトルが短くなった? 米エンジニアが研究結果を発表

最近のリサーチにより、ストリーミング・サービスの登場を境に楽曲のタイトルの傾向が変化していることが明らかになったという。

このリサーチは「Midium」で発表されたもので、「言葉が社会をどう形作るのかに関心を持つエンジニア」と自称するマイケル・タウベリーが行ったものだ。タウベリーは今回の研究で特にSpotifyに注目し、ストリーミング・サービスが登場してから音楽業界がどう変わってきたのかをリサーチの結果をもとに指摘。楽曲タイトルの傾向の変遷についても綴っている。

タウベリーは2000年から2008年まで(Spotify登場以前)の「Billboard」のシングル・チャートと、2009年から2017年までのチャートのデータを分析し、ユーザーの関心が続く時間が短くなっているため今では楽曲タイトルが単語1つか2つのものが多くなっていることを導き出している。

しかし、その一方で単語7個以上の長大なタイトルの楽曲も増えていて、単語が多いか少ないか、その両極端に振れていて「その間の中間のものが減っている」傾向にあると明らかにしている。

さらに過激だったり、日常では使わないユニークな単語がタイトルに使われることが多くなっており、Spotify登場以後は、そうした単語がタイトルに使われる比率は19パーセント増加しているという。2000年から2008年にかけてそうした単語2113個がタイトルに使われたのに対して、2009年から2017年にかけては2512単語に増加していたという。

また、タウベリーはストリーミングによってカントリー・ミュージックが大きく痛手を受けたことも指摘。カントリーの売上縮小の一因として、ストリーミングのユーザーが圧倒的に増えたことで、ウォルマートなどの大手小売りチェーンがCDの販売スペースを2014年に半減させたことを挙げている。
公式SNSアカウントをフォローする

洋楽 人気記事

最新ブログ

フォローする