デイヴ・グロールが加入する前にニルヴァーナの初代ドラマーを務めていたチャド・チャニングが「Kaaos TV」のインタビューに答え、「ニルヴァーナを脱退したことは後悔していない」と語っていたことが分かった。
1988年から1990年までバンドに在籍していたチャドだが、自身とバンドとの関係性については以下のように語っている。
物事はなるようにしかならないと思っているから、(脱退は)まったく後悔していないよ。当時僕はバンドにとって完璧なパズルのピースだったかもしれないけど、後から別のことをするために、別のピース(デイヴ・グロール)が必要になったっていうだけなんだしね。
僕らには、音楽的な相違があっただけなんだ。友だち付き合いは続けていたから。デイヴが加入した後のバンドをOK Hotelで見た時のことを覚えてるよ。
その時はメンバーたちと会うのが1年ぶりぐらいだったから、会えたのがとても嬉しかったんだ。「最近どうしてる?」って感じでね、すごくフレンドリーだったよ。
デイヴについても「デイヴは本当に良い奴。だから、(当時は)会えてとても嬉しかったよ」とコメント。脱退については「たまに(在籍していた)当時を思い出して、小さいながらも何かの役に立てていたんだな、と思うよ。幸せだね」と話した。
なお、先日にはニルヴァーナの友人、ジョン・パーキーが貴重なデモ音源を公開。公開された4枚のデモ・テープの音源には、チャドがプレイしていた時代のものも含まれている。
以下の記事では、4枚のデモ・テープの音源リンクとトラックリストを掲載している。