【速報】小袋成彬、アルバムリリース直後のワンマンに震えた

【速報】小袋成彬、アルバムリリース直後のワンマンに震えた

4月25日に、宇多田ヒカルのプロデュースによるデビューアルバム『分離派の夏』をリリースしたシンガーソングライター。これまではレーベル主宰、そしてプロデューサー(綿めぐみや水曜日のカンパネラBOMI、adieuなど)として、裏方仕事を中心に活動してきた。

会場は渋谷WWW。ギターとキーボードのサポートが1名ずつという編成だ。インディーR&Bやオルタナポップを引き合いに出すことも出来るけれど、それよりも「歌を放つ」意味そのものに肉迫してゆく姿が強烈だ。

心の揺らぎや軋みを丹念に言語化し、物語を紡ぎ、そこに旋律や発声の抑揚が完璧にシンクロする。音楽と言葉の関わりは昔から議論が尽きないが、シンガーソングライターとしてデビューした小袋成彬に限った話で言えば、歌詞と歌の価値はイコールで結ばれていなければならない。

高度な作曲技術とサウンド構築力を備えながら、「響く」という一点において彼の作品はポップだ。響くか否かという問題に切実な使命感を宿らせていると言ってもいい。自由度の高い演奏ではあったけれど、その点はアルバムもライブも同じだった。

内省的で、悲痛なぶんだけ美しい歌。でも、シーンの表舞台に立って届けられたその歌に、僕はおめでとうと言いたい。それは間違いなく、誰かの胸に響くために、確かな意味を持って生まれた歌だからだ。後日公開のライブレポートを書きます。(小池宏和)
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