これまでに発表されたMVやビジュアルでは、楽曲に合わせて「紫式部」や「若君」など、レキシはさまざまなキャラクターを完璧に演じています。
本日はレキシのMVの中から7本をピックアップし、「レキシの七変化」をご紹介します。
①武士
“きらきら武士 feat. Deyonna”【レキシネーム】Deyonna:椎名林檎
2枚目のアルバム『レキツ』(2011年3月)の収録曲。
発表から約5年半後、レキシ本人も出演するダイハツ「Thor(トール)」のTV CMソングに起用された。
なお、レキシネーム「Deyonnà」は「入り鉄砲と出女」が基になっているとのこと。
②姫君
“姫君Shake! feat. 齋藤摩羅衛門”【レキシネーム】齋藤摩羅衛門:斉藤和義
今回のビジュアルは「あんみつ姫風」の真っ赤な着物姿。MVではタキシード姿のイケメン外人と手と手を取り、ダンスを踊るのだが……。
なお、レキシネーム「齋藤摩羅衛門」は「ふと~く、なが~く、愛していただきたく候」の思いが込められているという。
③庄屋さま
“年貢 for you feat. 旗本ひろし、足軽先生”【レキシネーム】旗本ひろし:秦基博、足軽先生:いとうせいこう
MVには庄屋に扮したレキシと、農民に扮したやついいちろうが登場。
シリアスな表情からスタートするMVでは、1つの米俵を巡る様子が描かれるのかと思いきや、スポーツカーで颯爽と走ったり、最終的には街中で仲良く米俵を持って踊るポップな作品になっている。
④紫式部
“SHIKIBU feat. 阿波の踊り子”【レキシネーム】阿波の踊り子:チャットモンチー
その名の通り「紫式部」をテーマにした楽曲。MVにはレキシネーム「劇団シキブ」こと俳優の八嶋智人が出演しており、京都の街を舞台にレキシと鬼ごっこを繰り広げる模様が描かれている。
⑤中臣鎌足
“KMTR645 feat. ネコカミノカマタリ”【レキシネーム】ネコカミノカマタリ:キュウソネコカミ
「大化の改新」をテーマに、中臣鎌足と中大兄皇子の出会いにスポットをあてたロックナンバー。これまでは、レキシの楽曲に参加したフィーチャリングアーティストが同曲のMVに出演するということはなかったが、今回はキュウソネコカミのメンバーも出演している。
なお、キュウソネコカミのメンバー5人にはそれぞれのレキシネームがつけられている。
ヤマサキ セイヤ(Vo・G):ヤマサキ春の藩まつり
オカザワ カズマ(G):カズマックス江戸を疾走る
カワクボ タクロウ(B):一富士二鷹サンタクロース
ヨコタ シンノスケ(Key・Vo):おら、たかすぎしんのすけ
ソゴウ タイスケ(Dr):退助は自由だ!
⑥若君
“KATOKU”今回のレキシのビジュアルは、おかっぱ&着物羽織の「若君」スタイル。
MVのテーマは「80年代ロック」で、バンドメンバー役としてアントニー(マテンロウ)、植野行雄(デニス)、ファビアン(フランキー)、風味堂の渡和久がゲスト出演。
渡和久はすでに「元気出せ!遣唐使」というレキシネームが付けられているが、今回MVに出演した芸人3人にもそれぞれ、アントニーは「大砲の弾」、植野行雄は「ペレー来航」、ファビアンは「フランシスコ・ファビエル」と名付けられた。
⑦牛若丸と弁慶
“GET A NOTE”本日7月18日(水)発売の両A面シングル『S & G』収録曲。
同曲はアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』のエンディングテーマに起用されており、MVのテーマは「下駄」。レキシは牛若丸と弁慶の1人2役を熱演しており、あの伝説の戦いを繰り広げている。なお、1人2役の演技は10時間近くにおよんだという。