番組にインタビューを受けた小田和正の、変わらぬハイトーン歌唱に尊敬の念を寄せながら、「歌いたいお客さんにマイクを向ける、って言ってましたよね。僕、中学校のときにバレーボール部で補欠だったんですけど、声を出した人から試合に出してもらえるんですよ。それを思い出しました」とコメント。尾崎節である。
それにしても、甲子園の高校野球の話題になると、途端に嬉々として「ストレートが浮き上がってますよねえ!」と饒舌に語りまくるシーンは可笑しかった。「尾崎世界観オススメの1冊 -尾崎図書観-」は河﨑秋子『颶風の王』ということでぜひチェックしてみて欲しいのだが、どっちかと言えば「尾崎図書観」のコメントにこそ熱を込めてくれ、と思う次第でした。(小池宏和)