これまでは、牛丸の描くパーソナルすぎるほどの歌詞のリアルさにこそ、リスナーは共感した。しかし間違いなく、この“リボルバー”から、その共感性の質が変化している。じんわりと、しっかり心に広がっていくような、聴く者を選ばない普遍性を伴った恋愛ソングがここにある。その時の思いや場面を何の衒いもなく言葉にして、こんなにも切なく胸に沁みる楽曲ができあがったこと。それは先に書いたように、yonigeにとっての分岐点であり突破口である。その後、この“リボルバー”を含むミニアルバムの制作に入ったyonigeは、再び楽曲制作にポジティブな気持ちを取り戻した。10月3日にリリース予定のミニアルバム『HOUSE』は、その歌詞やサウンドの変化も含め、大いに期待していいと思う。人間として、バンドマンとして、作曲家として、その成長過程であったと言ってしまえばそれだけのことかもしれない。でも、その葛藤や痛みから逃げるのではなく、真正面から向き合って答えを自ら導き出した牛丸の音楽には、これまでにはない自信が宿る。最新作『HOUSE』、ぜひ楽しみにしていてほしい。(杉浦美恵)
yonigeは新曲“リボルバー”で恋愛ソングの新しい扉を開いた
2018.08.31 16:30
これまでは、牛丸の描くパーソナルすぎるほどの歌詞のリアルさにこそ、リスナーは共感した。しかし間違いなく、この“リボルバー”から、その共感性の質が変化している。じんわりと、しっかり心に広がっていくような、聴く者を選ばない普遍性を伴った恋愛ソングがここにある。その時の思いや場面を何の衒いもなく言葉にして、こんなにも切なく胸に沁みる楽曲ができあがったこと。それは先に書いたように、yonigeにとっての分岐点であり突破口である。その後、この“リボルバー”を含むミニアルバムの制作に入ったyonigeは、再び楽曲制作にポジティブな気持ちを取り戻した。10月3日にリリース予定のミニアルバム『HOUSE』は、その歌詞やサウンドの変化も含め、大いに期待していいと思う。人間として、バンドマンとして、作曲家として、その成長過程であったと言ってしまえばそれだけのことかもしれない。でも、その葛藤や痛みから逃げるのではなく、真正面から向き合って答えを自ら導き出した牛丸の音楽には、これまでにはない自信が宿る。最新作『HOUSE』、ぜひ楽しみにしていてほしい。(杉浦美恵)