メタリカのギタリストであるカーク・ハメットが、いずれソロ・アルバムをリリースするという考えに前向きであることを明かしている。
「Metal Hammer」のインタビューに応じたカークは、自身のソロ・アルバムに関して次のように語っている。
明らかにメタリカ向けじゃない曲がかなりあって、それが溜まる一方なんだ。だから頃合いを見計らって、いい時に出せたら……。今はまだメタリカに貢献できることがたっぷりあると感じてるけどね。だからその部分で達成感を得られるようになったら、別のことを考えようと思ってるんだ。
さらに、ファンはカークのソロ・アルバムに何を期待したらいいかという質問については、下記のように答えている。
全然メタル・アルバムらしくないものになると思う。かなり変わってて、スタイルが広範囲にわたって、でも同時に一貫性があるというね。俺たち全員が、それぞれソロで、単独で、独立したものをやったとしても俺は驚かないよ。
それは健全なことだし、それどころかバンドに戻ってくる時は、バンドに対してさらに情熱を持てるようになってるんじゃないかと思う。ちょっとしたキャンプに出かけるみたいなもんで、家に帰ってきてフカフカの暖かいベッドで寝るのはいつだっていいもんだからさ!
カークは以前に「Rolling Stone」のインタビューに応えた時にも、メタリカの『セイント・アンガー』制作の際にソロ・アルバムに取り組むことを考えていたと明かしている。
なお、メタリカは4thアルバム『メタル・ジャスティス』(1988)のリリース30周年を記念したデラックス・リイシュー盤を、11月にリリースする予定となっている。