これまでにもエアロスミスのスティーヴン・タイラーやプリンス財団、ファレル・ウィリアムスやリアーナらが反対の声を上げてきたドナルド・トランプ米大統領の政治集会での楽曲の無断使用だが、ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズも無断使用への不快感を表していたことがわかった。
アクセルは現地時間11月2日、自身のTwitterに以下のようなツイートを連投している。
「念のために知らせておくけど……。ガンズ・アンド・ローゼズは、政治集会における無許可の楽曲使用に反対している多くのアーティストと同様、トランプの集会や関連イベントで曲を使用しないよう正式に要請している」
「残念ながらトランプ陣営は、様々な会場における包括的な演奏許可の抜け道を利用しているんだ。つまり、堂々と胸を張れないような政治目的に利用されるとは想定されていなかったはずの許可を、アーティストの承諾なしに乱用してるってこと。『愚か者』って言葉、知ってる?」
続けてアクセルは以下のようにもツイート。
「個人的には、政治集会でトランプを支持する奴らが反トランプの曲を聞いてるっていう皮肉が面白いと思ってたけど、そういう奴らはその皮肉も分かっていなければ気にもしてないんだろう」
「それに、政治集会で“Sweet Child O' Mine”が使われているのをニュースで見聞きするせいで、俺のスマホがビビってるから……。バンドとしての立場を明確にしておくべきだと思ったのさ。ピース!」
なおアクセルは民主党に投票した模様で、無記名投票用紙の画像をTwitterに投稿し「“青(民主党のカラー)に投票したぜ! 野郎ども!!」とコメントを添えている。