10月19日にデビュー・アルバム『アンセム・オブ・ザ・ピースフル・アーミー』をリリースしたグレタ・ヴァン・フリートだが、3兄弟とその幼馴染で構成されてるバンドについて、「兄弟ゲンカによる解散は起こらない」と語っているという。
ミシガン出身の4ピース・バンドであるグレタ・ヴァン・フリートは、シンガーのジョシュ・キスカ、ギタリストのジェイク・キスカ、ベーシストのサム・キスカの3人兄弟と、その幼馴染であるドラマーのダニー・ワグナーというメンバーで構成されている。
「NME」によると、「Consequence Of Sound」のインタビューにて、サムはこれまで他のバンドで起こってきたような兄弟ゲンカによる解散は自分たちには起こらないと語っていたという。
普段から殴り合ってるということもあって……ってそれは冗談だけどさ。まあガレージで曲を書いていた頃は本当にそういうこともあったけどね。男はくよくよしないですぐに吹っ切るっていうのは、ある意味くだらないステレオタイプではあるけど、僕らの場合もそうなんだ。特に兄弟だしね。
実際、僕たちの口ゲンカの内容ってかなり笑えるし、個人を攻撃するようなこともない。曲を作ってる時とか、アーティスト・モードに入っている時は、終わってしまえばすべてが許されるんだ。
さらにサムは、メンバーの大部分と家族であることはバンドにとって有利だとして以下のように続けたとのこと。
兄弟でバンドをやっていると、すごく特別なことがかなり起きるんだよ。何かを言うのに躊躇することなんてひとつもないと思うし、それはダニエルにも言えることなんだよ。
だって僕はダニエルのことを小学1年生の頃から知ってるからね。ダニエルがバンドに入った時、僕らはグレタ・ヴァン・フリートになったんだ。
バンドは来年1月に初の来日公演を行うことが決定している。
グレタ・ヴァン・フリートのインタビュー記事は現在発売中の『ロッキング・オン』11月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以のリンク先より。