テイラー・スウィフト、リパブリック・レコードとの新たな契約発表が意味するものとは。「最大の目標は、皆に誇りを持ってもらうこと」

テイラー・スウィフト、リパブリック・レコードとの新たな契約発表が意味するものとは。「最大の目標は、皆に誇りを持ってもらうこと」

テイラー・スウィフトがユニバーサル ミュージック グループ傘下のリパブリック・レコードと新たに契約を交わし、自身のInstagramでコメントを発表したことが明らかとなった。

「NME」によると、テイラーは今年のはじめに15歳の時に結んだビッグマシン・レコードとの契約を満了しており、「音楽配信サービスSpotifyで発生する利益を保証する」との条件を受け入れたリパブリック・レコードと、数年にわたる契約を交わしたとのことだ。

現地時間11月19日、テイラーは自身のInstagramにユニバーサル ミュージック グループのCEOルシアン・グランジと、リパブリック・レコーズのCEOモンテ・リップマンとの写真を投稿。投稿の2枚目でリパブリック・レコードと契約したことを明らかにし、以下のように綴っている。


ミュージシャンとしての私の“家”が、リパブリック・レコードとユニバーサル ミュージック グループになることを発表できて嬉しく思っています。

(中略)ユニバーサル ミュージック グループと新しく契約を結ぶにあたり私が最も重視した条件は、Spotifyで発生した利益はすべてアーティストに支払われるというものです。

この条件にユニバーサルとリパブリックは快く同意してくれました。これまでに他の大手レーベルが提示してきた契約金よりも、彼らの信念の方が価値があります。私はこの契約を、すべてのクリエイターたちが私が何が何でも達成しようとしている目標に向かっている、というポジティブな変化のサインだと捉えています。この試みに、ルイアン・グランジ氏の協力を得られたことを嬉しく思っています。

(中略)私の最大の目標は、みんなに誇りを持ってもらうことです。次に成し遂げようとしていることをお見せするのが、楽しみで仕方ありません。


テイラー・スウィフトは以前からストリーミング・サービスでの無料の音楽配信に意義を唱えており、最新作『レピュテーション』のリリースの際にもまずCDとiTunes限定配信のみでリリースし、その後3週間が経過してからストリーミング配信を開始していた。

今回の発表により、アーティストのすべての作品には相応の対価が支払われるべきという考えのもと、自らを含めすべてのアーティストにストリーミング配信に見合った報酬が支払われることを目的としたテイラーの試みが、具体的に動き出したことが明らかになった。
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