ザ・ビーチ・ボーイズの創設メンバーの一人である、ブライアン・ウィルソンのドキュメンタリー映画の内容が明らかとなった。
「Rolling Stone」によると、Brent Wilsonが監督を務めるタイトル未定のドキュメンタリー映画は、ブライアンと「Rolling Stone」誌の編集者Jason Fineとの会話からブライアンの人生を紐解く内容になっているとのこと。
同作はロサンゼルスのブライアンゆかりの場所をドライブしながら撮影されたという。iPhoneで音楽をかけながら、ブライアンが自身の楽曲や他のアーティストの作品についてコメントし、スタジオで新曲を収録したり路上で演奏する映像も盛り込まれるそうだ。
もともとWilson監督はブライアンのインタビューを中心にしたドキュメンタリーを製作しようとしていたが、これまでに山ほど似たようなインタビューを受けてきたブライアンが苦痛を感じ、上手くいかなかったのだという。そこで、ロサンゼルス近郊をドライブしつつ会話する様子を収めたドキュメンタリーに方向性を変えたとのことだ。
ブライアンは同作について、以下のようなコメントを発している。
楽しい時を振り返るようだったよ。ロサンゼルスで育ったから、バンドとのひと時とかたくさん想い出がある。バンドを始めたは子供だった。もちろん、会いたくてたまらない、デニスとカールとの思い出もね。
ここ数年、Jasonと私は音楽を聴きながらリラックスしたりレストランで喋ったり、寿司を食べにマリブまで車を走らせて楽しい時間を過ごしていたから、映画にはその感覚を盛り込むことにしたんだ。
そしてドキュメンタリーには、ブライアンの音楽に影響を受けたブルース・スプリングスティーンやエルトン・ジョン、ジム・ジェイムズやニック・ジョナスといったアーティストのインタビューも含まれているそうだ。
ドキュメンタリーは製作の最終段階で、2019年にリリースを予定している。