パリ地下墓地での圧巻パフォーマンスを実現したクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ。主格:ジョシュ・ホーミがプロジェクトの核心を明かすーー

パリ地下墓地での圧巻パフォーマンスを実現したクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ。主格:ジョシュ・ホーミがプロジェクトの核心を明かすーー

現在発売中のロッキング・オン11月号では、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。



「とにかく俺にはこの、自分が興味のあるプロジェクトをストップする理由がなかった」

●パリのカタコンブで演奏する夢を実に20年近くも抱いていたそうですが、あのロケーションに興味を抱いたきっかけは何でしたか?

「子供の頃、たぶん9歳か10歳の時に歴史の授業であの場所について教わったんだ。以来ずっと魅了されてきたし、ローマのカタコンブにも興味津々だった。子供の自分にはものすごくタブーに思えたんだと思うよ、ああやって屍体の骸骨を芸術的にディスプレイするというのは。そこから何年も経って、今から18〜20年前かなぁ、ツアー中にパリのカタコンブに行ってみようと思い立ったんだけど、何百人も並んでいて、3時間待ちの行列で。で、俺の最初のリアクションは——これはたぶん、甘やかされたミュージシャンの発想なんだろうけど(苦笑)——『どうやったらこの列に割り込めるだろう? そうだ、ここでギグをやればいいんじゃない?』と」

●(笑)。ウザい傲慢ぶりですね!

「うん、そうなんだけどさ——思いつきのきっかけが嫌なものであろうが謙虚なものであろうが、それはどうでもいいんじゃないかと(苦笑)。だから、最初の発想は『どうやったら列に並ばずに済む?』だったわけだけど、そこから『そうだ、ここでライブをやるべきだ!』になっていった。ある意味その考えに取り憑かれてしまって、クイーンズが欧州ツアーをやるたびにカタコンブでのライブを企てたんだけど、障壁にいくつもぶつかって行き詰まった。

だからしばらく経つうちに、叶えられないファンタジーのように思えてきたほどで。それくらいしつこく試みたし、そのたび失敗に終わったから。でも、俺は『とにかく続けるぞ』と思った。とにかく挑戦し続けてやる、と。あの18年か20年かそこらの間に、俺はバンドと一緒にヨーロッパには30回くらい行ったはずだよ。で、俺はひたすら『いや、絶対諦めるもんか』と考えていたわけ(笑)。というわけで、ギブアップしなくて、挑戦を止めなくて本当に良かった、そう思ってる」

(以下、本誌記事へ続く)



クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』11月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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