クイーンのブライアン・メイが、映画『ボヘミアン・ラプソディ』における「ライブ・エイド」のシーンについて語っている。
「Louder Sound」によるブライアンのインタビューを報じた「Ultimate Classic Rock」によると、メイは映画のラストは初めから、1985年に開催された「ライブ・エイド」のシーンとなる計画だったと明かしていたという。
「ライブ・エイド」のシーンには、自然に到達した何かがあったと思う。脚本の初期段階で、常にそのシーンをラストに持ってこようという話になっていた。何も知らない誰かがメディアに何だかんだと言ってたようだが、「ライブ・エイド」のシーンが頂点だと感じていた。
名無しの誰かに、「映画の中盤でフレディが死ぬシーンを描いて、残りはフレディ抜きの物語になるんだろうよ」って言われたが、まったくクソ食らえだ。これはフレディを描いた映画で、「ライブ・エイド」のシーンで終えるのがいいと思った。ひょっとしたら、続編があるかもしれないけど(笑)。
インタビューにおいて、ブライアンはその「名無しの誰か」の名前は明かさなかったとのこと。また、2013年にフレディ役を降板したサシャ・バロン・コーエンを配役した決断は「災難に近かった」とも述べていたとのことだ。
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